国際子ども図書館メールマガジン第156号(2018年12月26日)
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★★★国際子ども図書館 メールマガジン★★★
第156号(2018年12月26日発行)
ISSN 2185-1441
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今年もあとわずかとなりました。第156号では、本日より申込みを開始した講
演会「いま、フィンランドの子どもの本は?」のほか開催中の展示会や各小展
示をご案内します。
2019年も、国際子ども図書館は、曹文軒氏の講演会やフィンランドの子どもの
本をテーマにした講演会など様々な催しを開催していく予定です。皆様、よい
年をお迎えください。
◆----------目次-----------◆
1.お知らせ
●「国際子ども図書館の蔵書からみる国内の児童図書の出版状況」のページを
公開しました
2.展示会・イベント情報
☆1 講演会「中国の児童文学者 曹文軒―私の人生、私の文学」開催のお知
らせ(2019年1月20日)
☆2 開催中の展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家た
ち」のお知らせ(~2019年1月20日)
☆3 展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」ギャラ
リートーク開催のお知らせ(2019年1月6日、13日、20日)
☆4 講演会「いま、フィンランドの子どもの本は?」開催のお知らせ(2019
年2月9日)
☆5 展示会「子どもを健やかに育てる本2018―厚生労働省社会保障審議会推
薦児童福祉文化財(出版物)」開催のお知らせ(2019年1月29日~2月17日)
☆6 開催中の展覧会「想起の力で未来を ホセ・マリア・シシリア 「アク
シデントという名の国」」のお知らせ(~2019年2月24日)
☆7 12月~1月の小展示(子どものへや、調べものの部屋、児童書研究資料
室)
3.子どもと図書館の情報
●「子どもと本に関するニュース」から
4.レファレンス支援コーナー
●リサーチ・ナビの「調べ方案内」から
5.今月の「よんでみる?」から
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1.お知らせ
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● 「国際子ども図書館の蔵書からみる国内の児童図書の出版状況」のページ
を公開しました
国際子ども図書館ホームページで、国際子ども図書館の蔵書のうち、日本国内
で2016年に出版された児童図書を国立国会図書館分類表に基づいて分野別に集
計した結果を公表しました。2013年から2015年の各年の状況もあわせてご覧い
ただけます。
○国際子ども図書館の蔵書からみる国内の児童図書の出版状況
http://www.kodomo.go.jp/info/publication/index.html
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2.展示会・イベント情報
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いずれも観覧料・参加費は無料です。申込方法等については各イベント情報を
ご確認ください。災害や講師の急病等の緊急時は、中止となることがあります。
○展示会・イベントに関する問い合せ先
国立国会図書館 国際子ども図書館
電話 03(3827)2053(代表)
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☆1 講演会「中国の児童文学者 曹文軒―私の人生、私の文学」開催のお知
らせ(2019年1月20日)
国立国会図書館国際子ども図書館は、2016年国際アンデルセン賞作家賞を受賞
した中国の代表的児童文学作家、曹文軒氏を講師に招き、講演会を開催します。
講演会では、自身の子ども時代の経験から、困難に直面する子どもたちを力強
い言葉で捉え、子どもの世界のリアリティを尊重する中国文学の伝統を形作っ
たと評価される曹文軒氏に、自身の人生と文学についてお話しいただきます。
また曹文軒氏の講演に先立ち、中国児童文学研究者である成實朋子氏に現代中
国児童文学と曹文軒氏の功績についてお話しいただき、曹文軒氏の文学につい
てより理解を深めます。参加は無料です。是非ご参加ください。(曹文軒氏の
講演は中国語(逐次通訳有))
【開催概要】
▽日時:2019年1月20日(日)14時~16時半
▽講師:曹文軒氏(児童文学作家、北京大学教授 主な著作に『サンサン』
『はね』等)
成實朋子氏(中国児童文学研究者、大阪教育大学教授 主な論文に
「中国の子どもたちは何を読んでいるか」「東アジア児童文学のゆくえ」等)
▽会場:国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室1
▽対象:中学生以上
▽定員:130名(事前申込制・先着順)
▽参加費:無料
▽申込方法
国際子ども図書館ホームページのイベント紹介ページにある参加申込みフォー
ムで、参加希望者の情報を1名ずつご記入の上、お申し込みください。
申込みには電子メールアドレスが必要です。
※申込み完了後に、申込みフォームに入力したメールアドレス宛に受付完了の
メールが自動配信されます。確認のメールが届かない場合は、電話でお問い合
わせください。
○講演会「中国の児童文学者 曹文軒―私の人生、私の文学」
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2019-01.html
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☆2 開催中の展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家た
ち」のお知らせ(~2019年1月20日)
展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」は後期の展示
を開催中です。
今年が創刊100年に当たる児童向け雑誌『赤い鳥』は、「蜘蛛の糸」などの広
く読まれている童話や、「かなりや」のように今も歌い継がれる童謡を数多く
世に送り出しました。
この展示会では、『赤い鳥』で活躍した55人の作家や詩人の作品を前期・後期
合わせて約470点ご紹介します。
【開催概要】
▽開催期間:〈後期〉11月13日(火)~2019年1月20日(日)
▽会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム
http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/tenji2018-03.html
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☆3 展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」ギャラ
リートーク開催のお知らせ(2019年1月6日、13日、20日)
展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」について、展
示会担当職員が展示の見どころをご紹介するギャラリートークを開催していま
す。
1月は次の日程で開催予定です。
▽日時:2019年1月6日(日)14時~(約30分)
2019年1月13日(日)14時~(約30分)
2019年1月20日(日)14時~(約30分)
▽会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム
※事前申込不要です。当日、直接「本のミュージアム」へお越しください。
http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/tenji2018-03.html#anchor1
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☆4 講演会「いま、フィンランドの子どもの本は?」開催のお知らせ(2019
年2月9日)
国立国会図書館国際子ども図書館では、一般社団法人日本ペンクラブとの共催
で、「シリーズ・いま、世界の子どもの本は?」と題して世界各国の児童書に
関するイベントを開催しています。
シリーズ第11回は、フィンランド文学翻訳家として活躍されている末延弘子氏
を講師に招き、「いま、フィンランドの子どもの本は?」をテーマに講演会を
開催します。
フィンランドの子どもの本では、ムーミンがよく知られていますが、ほかにも、
マウリ・クンナスの小人や動物を主人公にした色彩豊かな絵本や、ティーナ・
ノポラ、シニッカ・ノポラ姉妹による「ヘイナとトッス」シリーズなど、様々
な作品が子どもたちに親しまれています。
この講演会では、フィンランドの子どもの本をご案内するとともに、フィンラ
ンドの子どもの本をとりまく状況についてもご紹介します。是非ご来場くださ
い。
【開催概要】
▽日時:2019年2月9日(土)14時~16時
▽講師:末延弘子氏(フィンランド文学翻訳家)
▽会場:国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室1
▽対象:中学生以上
▽定員:100名(事前申込制・先着順)
▽参加費:無料
▽申込方法
国際子ども図書館ホームページのイベント紹介ページにある参加申込みフォー
ムで、参加希望者の情報を1名ずつご記入の上、お申し込みください。
申込みには電子メールアドレスが必要です。
※申込み完了後に、申込みフォームに入力したメールアドレス宛に受付完了の
メールが自動配信されます。確認のメールが届かない場合は、電話でお問い合
わせください。
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2019-02.html
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☆5 展示会「子どもを健やかに育てる本2018―厚生労働省社会保障審議会推
薦児童福祉文化財(出版物)」開催のお知らせ(2019年1月29日~2月17日)
2019年1月29日(火)から、厚生労働省との共催で、展示会「子どもを健やか
に育てる本2018―厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財(出版物)」
を開催します。
この展示会では、子どもたちの健やかな育ちに役立ててもらえるように、厚生
労働省社会保障審議会が2017年4月から2018年3月までの期間に推薦した絵本等
32作品を、直接手にとってご覧いただくことができます。
【開催概要】
▽開催期間:2019年1月29日(火)~2月17日(日)
▽会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム
http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/tenji2018-04.html
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☆6 開催中の展覧会「想起の力で未来を ホセ・マリア・シシリア 「アク
シデントという名の国」」のお知らせ(~2019年2月24日)
スペインのアーティスト、ホセ・マリア・シシリアさんは、近年、音を分析し
て形にする作品を数多く発表しています。また、東日本大震災以降、東北を何
度も訪れて被災地支援をしてきました。
本展覧会では、東日本大震災の際の津波の轟音をもとに制作した作品「アクシ
デントという名の国」と、宮城県南三陸町職員として住民に津波警報を発し続
け、津波の犠牲となった遠藤未希さんの声から発想した連作「数千年にわたる
遠藤未希への想い」などを展示します。
また、あわせて、「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)」や
国際子ども図書館が所蔵する東日本大震災に関連する絵本もパネルでご紹介し
ます。
【開催概要】
▽開催期間:~2019年2月24日(日)
▽会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 ラウンジ及びホール
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2018-13.html
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☆7 12月~1月の小展示(子どものへや、調べものの部屋、児童書研究資料
室)
国際子ども図書館では、季節や出来事に合わせ、さまざまなテーマで児童書の
小展示を行っています。
展示リストは、過去に展示したものも含めて、ホームページでご覧いただけま
す。
■子どものへやの小展示
▽「おふろの本」(~12月27日)
だんだん寒くなってきました。そこで心もほっこり温まる、おふろの出てくる
本を集めました。たまにはゆったりとした気分で本を読んでみませんか?
▽「こおりの本」(1月5日~)
寒い冬の朝、地面には霜柱ができ、池や湖には氷が張ります。本の中には、美
しい氷の国や、めずらしい形の氷などが登場します。本を読んで、氷の世界を
感じてみませんか。
○子どものへや・世界を知るへやの小展示
http://www.kodomo.go.jp/use/room/childroom/month.html
■調べものの部屋ウェルカム展示
▽「命」(~12月27日)
私たち自身も含め、地球上にはたくさんの命が存在していますが、あらためて
命とは何かと問われると、答えることは難しいのではないでしょうか。命につ
いて考えてみるきっかけになるような本を集めました。
▽「暗号」(1月5日~)
秘密の情報を安全にやりとりするために、古くから暗号が用いられてきました。
時代と共に進化してきた暗号の世界をちょっと覗いてみませんか。
○調べものの部屋ウェルカム展示
http://www.kodomo.go.jp/use/room/teens/exh.html
■児童書研究資料室の小展示
▽「『赤い鳥』創刊100年-誌面を彩った作品と作家たち」関連小展示(~201
9年3月3日)
レンガ棟3階の本のミュージアムで開かれている展示会「『赤い鳥』創刊100年
―誌面を彩った作品と作家たち」にちなんで、『赤い鳥』に関連する資料、ま
た、『赤い鳥』を創刊した鈴木三重吉や、『赤い鳥』で童謡作家として活躍し
た北原白秋など、『赤い鳥』に作品が掲載された作家の作品と作家について書
かれた資料を展示しています。
▽「海外の児童文学賞受賞作品~中国」(開催中)
海外の児童文学賞受賞作品等を紹介する小展示では、日中平和友好条約締結40
周年にちなみ、中国の児童文学賞の受賞作品等を展示しています。
▽「2017年 日本の児童文学賞受賞作品」(開催中)
2017年に日本の主要な児童文学賞を受賞した作品を展示しています。
▽「子どもと本をつなぐ人へ~児童サービス基本図書リスト」(開催中)
公共図書館、学校図書館、文庫等で子どもへのサービスを担当している方、絵
本などの児童書やおはなし(ストーリーテリング)に興味・関心のある方に、
まず読んでいただきたい基本図書を集めました。
○資料室の小展示
http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/data.html
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3.子どもと図書館の情報
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●「子どもと本に関するニュース」から
国際子ども図書館ホームページ内の「子どもと本に関するニュース」で、国内
外の児童書や図書館における児童サービスに関する動向をお知らせしています。
http://www.kodomo.go.jp/info/index.html
( )内の日付は国際子ども図書館ホームページ掲載年月です。
○第42回日本児童文学学会賞決定【2018-126】(2018年12月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-126.html
○第28回けんぶち絵本の里大賞【2018-127】(2018年12月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-127.html
○2018年度学校図書館調査および第64回学校読書調査【2018-128】(2018年12
月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-128.html
○第56回野間児童文芸賞【2018-129】(2018年12月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-129.html
○北九州市立子ども図書館が開館【2018-130】(2018年12月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-130.html
○2018年の子どもの本Best Books(米国)【2018-131】(2018年12月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-131.html
○2018年金の石筆賞・画筆賞の受賞作品決定【2018-132】(2018年12月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-132.html
○2018年ラサリーリョ賞の受賞作品決定【2018-133】(2018年12月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-133.html
○2018年陳伯吹国際児童文学賞受賞作品決定【2018-134】(2018年12月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-134.html
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4.レファレンス支援コーナー
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●リサーチ・ナビの「調べ方案内」から
リサーチ・ナビの「調べ方案内」では、キーワード検索やカテゴリ、資料の種
類から調べ方を紹介し、児童書についても調べものに役立つ資料や調べ方のノ
ウハウを提供しています。
▽主要児童文学賞の受賞情報(国内)
2009~2017年に日本国内の主要な児童文学賞を受賞した作家および作品の一覧
を紹介します。
トップ>調べ方案内>児童書>絵本・児童書の調べ方>受賞情報>主要児童文
学賞の受賞情報(国内)
http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-1046.php
(最終更新日:2018年11月10日)
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5.今月の「よんでみる?」から
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キッズページ「しらべてみよう!」の「よんでみる?」では、小学生がさまざ
まな知識に出会える本を毎月紹介しています。
1月は『お笑いコミュニケーション 3(お笑いの歴史と研究)』です。バックナ
ンバーもぜひご覧ください。
○キッズページ>しらべてみよう!>よんでみる?
http://www.kodomo.go.jp/kids/research/book/index.html
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※バックナンバーはこちらから:
http://www.kodomo.go.jp/about/mailmagazine/index.html
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<kodomomailmaga@kodomo.go.jp>まで
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国際子ども図書館メールマガジン 第156号 2018年12月26日 発行
編集:国立国会図書館国際子ども図書館企画協力課
〒110-0007 東京都台東区上野公園 12-49
電話 03(3827)2053(代表)
発行:国立国会図書館
〒100-8924 東京都千代田区永田町 1-10-1
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