国立国会図書館国際子ども図書館
開館10周年及び国民読書年記念展示会
Children's Books Going Overseas from Japan

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国際子ども図書館のイベント10年の歩み

音楽界「童謡たまてばこ―大正時代から唄い継がれている歌とともに」[参加者141名] イベント

2009年1月18日

「童画の世界-絵雑誌とその画家たち」展の関連音楽会としてしゅうさえこさんの歌、内田ゆう子さんの伴奏で開催しました。
大正後半期に絵雑誌等で発表された童謡を童画家の絵を背面スクリーンに投影しながら楽しみました。また、絵雑誌に掲載された短い童話の紹介も行いました。

子どものための春休みおたのしみ会 イベント

2009年3月28~29日

絵本の読み聞かせや、人形劇「ヘンゼルとグレーテル」などを行いました。

講演会ラテンアメリカと子どもの本[参加者47名] 講演会

2009年4月25日

子ども読書の日の行事及び展示会「ゆめいろのパレットIV-野間国際絵本原画コンクール入賞作品アジア・アフリカ・ラテンアメリカから」関連催物として、ラテンアメリカ地域の子どもの本の事情に詳しい翻訳家、神戸万知氏による講演会を開催しました。
スペイン語圏のラテンアメリカ諸国とその地域の代表的な児童書の内容などが紹介され、ふだん目にする機会が少ない地域の児童書を知ることができました。

講演会テキスト

子どものためのこどもの日おたのしみ会 イベント

2009年5月5日

絵本の読み聞かせや、人形劇「ヘンゼルとグレーテル」などを行いました。

第16回東京国際ブックフェアへの初参加 その他

2009年7月9~12日

当館は東京本館とともに、ブースを初出展し、国際子ども図書館の広報を行うために、会場内でパンフレットの配布・広報活動等を行いました。

講演会「子どもと『のりもの』―かつての交通博物館での活動を通して」[参加者24名] 講演会

2009年7月18日

「出発進行!『のりもの』本めぐりへ」展の関連行事として、監修者である佐藤美知男氏による講演会を開催しました。
2006年に閉館となった交通博物館勤務の経験から、展示・教育活動等の諸活動における子どもたちの印象的な姿が数多く紹介されました。子どもはなぜ乗り物が好きなのか、交通博物館がなぜ人々に支持されてきたかなどについても言及され、最後に、子ども時代の多様な体験の重要性を指摘されました。博物館からの子どもたちへのアプローチなど、日ごろ聞くことのできない内容の講演となりました。

講演会テキスト

科学あそび「じしゃくのふしぎ」[参加者104名] イベント

2009年7月25~26日

4歳から参加可能な「さかなつりコース」と小学1年生から参加可能な「スライムコース」の2コースを設けて実施しました。
「さかなつりコース」では、磁石に付く素材を付けた魚を釣り、「スライムコース」では磁石に付く素材を混ぜたスライムが磁石を飲み込んでいく様子を楽しみました。
実際に行った実験や発展的な実験が掲載されている資料を紹介することで、本に対する興味を持っていただきました。

夏休み子ども向け図書館見学ツアー イベント

2009年7月28日、8月4日、11日、18日、25日

当館についてもっとみなさまに知っていただくため、小学1年生から中学生までを対象とした、子ども向けの図書館見学ツアーを実施しました。

講演会「乗り物絵本の歴史と魅力」[参加者41名] 講演会

2009年10月4日

「出発進行!『のりもの』本めぐりへ」展の関連行事として、乗り物絵本研究家である関田克孝氏による講演会を開催しました。
「絵本といえども歴史の証人」と講師が述べたように、すでに記憶に残っていない乗り物の歴史や当時の社会状況、出版の歴史を、明治時代から刊行されてきた乗り物絵本の画像を用いてたどりました。

2009年度 児童サービス連絡会 その他

2009年10月21日

「公共図書館への支援の実際と課題」をテーマとして、児童サービス連絡会(第3回)を開催しました。この会は、都道府県立図書館における児童サービスの状況を把握し、情報を共有するとともに、国際子ども図書館との連携・協力の強化を図ることを目的としており、国際子ども図書館を含めた10館が参加しています。

児童サービス連絡会は、3年連続で開催したもので、本年をもって終了いたします。

講演会「本と子どもと大人をつなぐ場所"本の城"(IJB)での20年」[参加者99名] 講演会

2009年10月24日

ミュンヘン国際児童図書館(IJB)で東アジア部門担当者として長年にわたり児童書の収集・整理、類縁機関との交流や展示会企画などに携わってきたガンツェンミュラー氏による、ミュンヘン国際児童図書館の活動とこれまでの経験に基づいた講演会を開催しました。
ミュンヘン国際児童図書館は、1949年に開館し、2008年に創立60年を迎えました。東アジア部門担当職員として同館に20年間勤めた講師が、同館の概要、歴史並びに活動を紹介し、そこで講師がどのように日本の児童書と文化について情報発信し続けてきたかについて、豊富なスライドとともにご紹介いただきました。

子どものための秋のおたのしみ会 イベント

2009年10月31日~11月1日

大型絵本の読み聞かせ、パネルシアター(秋のしりとり)、手遊びなどを行いました。

児童文学連続講座「いつ、何と出会うか~赤ちゃん絵本からヤングアダルト文学まで」 その他

2009年11月9~10日

総合テーマを「いつ、何と出会うか―赤ちゃん絵本からヤングアダルト文学まで」として、全国の公共図書館等において児童サービスを担当する職員と当館職員を対象とした児童文学連続講座を開催しました。

第11回図書館総合展への参加 その他

2009年11月10~12日

当館の広報を行うために、会場内でパンフレットの配布等を行いました。

大人のための「おはなし会」体験会[参加者63名] イベント

2009年11月17日、12月1日

子どものためのおはなし会」でどんなことをやっているのか知りたい、見学したいという要望におこたえし、「子どものためのおはなし会」と同じ内容を大人対象に行いました。参加者アンケートでは全員が今後の継続を希望すると回答がありました。

講演会「インド児童文学の現在」[参加者39名] 講演会

2009年12月14日

インドを代表する詩人、作家として数々の業績を残し、子ども向けの本も多く執筆しているインド国立文学アカデミー会長のシュニル・ゴンゴパッダエ氏を招き、インドの児童文学に関する講演会を開催しました。
インドは多言語国家であり、それぞれの言語に豊富な児童文学が存在しているゆえに、一概に語ることができないこと、その一方でインドには『ラーマーヤナ』と『マハーバーラタ』という共通の文学遺産があり、多くの児童文学作品がそれをもとに書かれていること、インド・ベンガル語圏の児童文学界で多くの足跡を残している二大一族についてなど、インドの児童文学をうかがい知ることのできる貴重な講演でした。