• トップページに戻る
  • この展示会の趣旨と構成
  • 第一部 出版の塔
  • その1 年代別の特徴と地域の広がり
  • 年代別の特徴 1960~1970年代
  • 年代別の特徴 1680~1990年代
  • 年代別の特徴 2000年~現在
  • その2 翻訳出版件数の多い国と地域
  • 1位 韓国
  • コラム
  • 2位 台湾
  • コラム
  • 3位 中国
  • コラム
  • 4位 アメリカ
  • 5位 フランス
  • その3 ノンフィクション
  • 自然科学
  • 社会科学
  • 人気キャラクターを使用した教材
  • 第2部 文化の塔
  • その1 絵本
  • その2 物語
  • その3 昔話とちりめん本
  • 第三部 特別コーナー
  • 名前がちがう、鳴き声が変わる
  • ぐりとぐらと仲間たち
  • サダコ 実話から海外の子どもの本へ
  • 国境を越える宮沢賢治
  • 資料一覧
  • 謝辞・参考文献
  • 祝賀メッセージ
  • 国際子ども図書館10年の歩み
  • 展示会
  • イベント
  • 当サイトについて
  • 図録について
  • サイトマップ
トップページ > 第三部 特別コーナー > 名前がちがう、鳴き声が変わる
前のページへ 次のページへ

第一部 出版の塔

名前がちがう、鳴き声が変わる

あさえとちいさいいもうと

この絵本は、留守番中に姿が見えなくなった妹を幼い姉が一生懸命探すというストーリーだが、翻訳の際に主人公「あさえ」とその妹「あや」の名前が、違う名前に変わっている例が多い。

たとえば台湾版(No.229)では、「あさえ」が「佳佳(チャーチャー)」という名前になっており、「あや」は「妹妹(メイメイ)」となっている。「妹妹」は固有名詞ではなく、妹へ呼びかける時の「妹ちゃん」というような一般的な呼び方で、妹の名前は最後まで出てこない。また、韓国版(No.230)では、「あさえ」が「순이(スニ)」という韓国では一般的な名前に変わり、「あや」も「영이(ヨンイ)」に変わっている。そのほかでも「あさえ」は、オランダでAsa 、デンマークでMari、イギリスでAnna、フランスでAyaという名前に変わっている。しかし、翻訳されると必ず名前が変わるというわけではなく、タイ版(No.231)では、文中の2人の名前は「あさえ」と「あや」のままである。

とりかえっこ

ひよこがいろいろな動物と鳴き声を取り替えていくこの絵本では、翻訳される際に動物の鳴き声もそれぞれの国・地域の鳴き方に置き換えられている。たとえば日本語で「ぴよ」と書かれているひよこの鳴き声は、台湾版(No.233)で「唧」(チッ)、フランス版No.234)でpiou(ピュウ)、イタリア版(No.235)でpio(ピヨ)、スペイン版(スペイン語)(No.236)でpío(ピヨ)、スペイン版(カタルーニャ語)(No.237)でpiu(ピュウ)、中国版(No.238)で「叽」(チー)になっており、動物の鳴き声の違いを楽しむことができる。

また、日本語タイトル『とりかえっこ』は、中国版ではそのまま翻訳されているが、フランス版、イタリア版、スペイン版では、各国でのひよこの鳴き声に変更されている。さらに台湾版では、「ひよこが声をとりかえた」という意味のタイトルになっている。

※著作権の関係上、本電子展示会に写真を掲載していない資料もあります。

前のページへ ページの先頭へ 次のページへ