子どもと本の情報・調査

楽天、群馬県で移動図書館の運行開始

【2015-009】

楽天株式会社が、2014年11月13日から群馬県内において車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」の運行を開始した。これは、福島県、岐阜県、島根県に続いて4台目であり、関東では初の運行となる。車両には、主に小学生までの子供たちを対象とした絵本を中心とする児童書約1,200冊並びに「Kobo Touch」と称する貸出用電子ブックリーダー20台及び閲覧用リーダー5台を搭載して県内を巡回する。

当該事業は、2012年に教育振興及び東日本大震災の被災地域における復興支援を目的に福島県内において運行を開始したものであるが、地域コミュニティー活性化の機能にも着目し、2014年5月から岐阜県、7月から島根県でも運行を開始した。同社ホームページによれば、群馬県での運行は、山間地域が多いために自宅近くまで運行する移動図書館へのニーズが高いと予想されたこと、また、子供たちの読書活動が推進されている一方、図書館設置率が全国平均より低いことから決定されたとのことである。

これまでは岐阜、島根両県の要請に応じて保育園や学童保育クラブなど公共福祉施設を中心に巡回させてきたが、群馬県においては、さらに地域活性化を目的として、同社と取引があり、地元での事業実績のある企業等とも連携し、巡回先を拡大する。併せて、同社が支援してきた同県内児童養護施設にも巡回するとのことである。

Ref:

(2015.02.04 update)