高校生のための推薦書(神奈川県)

【2016-083】

神奈川県では、県立高等学校と中等教育学校で、高校生が豊かな読書活動を行うための必読書・推薦書を選定しており、7月27日、平成28年度の必読書・推薦書をWebサイトに公開した。おすすめの本を選んだ各校の視点とともに、県内の22校から寄せられたコメントが紹介されている。

学校ごとに選書の基準は様々であり、例えば、多くの技術者を輩出してきた神奈川工業高校は、技術進歩の裏に隠された様々なエピソードから「チャレンジ精神」を学べるようにといった視点から、山北高校では、夏目漱石の生誕150年没後100年であることから漱石関連の本、釜利谷高校では、「読み聞かせ」をテーマに、将来、保育士等を目指している生徒のために絵本を選書した。また、図書委員の生徒が中心になり、選書を行った学校が多くみられた。

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(2016.09.26 update)