第1回子ども司書認証式(三重県)

【2017-026】

2017年3月25日、三重県総合文化センターにおいて、県内初となる「子ども司書」の認証式が開催された。この第1回子ども司書認証式では、各市町が実施する「子ども司書」の実地研修を8割以上受講した児童29人が、三重県初の「子ども司書」として認証され、児童による研修発表会、読書や読み聞かせの楽しさについての講演会、読書ボランティアとの交流会も行われた。

三重県教育委員会は、平成28年度より、県内5市町(尾鷲市、菰野町、朝日町、多気町、明和町)と連携し、家庭、地域、学校等で家族や友人に読書の楽しさや大切さを伝え、本と人、図書館と人をつなぐ読書活動のリーダー「子ども司書」の育成に取り組んできた。小学生5、6年生および中学生が対象となり、子どもたちが図書館の機能や役割、「子ども司書」としての役割を理解し、読書活動推進のためのスキルを学ぶことを目的に研修が行われた。研修では、「子ども司書」の意義や役割を理解することに始まり、各市町の図書館で、カウンター業務、本の排架作業、本の補修、おはなし会、展示コーナーの企画、推薦本の選書等を体験することで司書の仕事を学んだ。

Ref:

(2017.04.25 update)