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英国 「子どものためのローリエット(Waterstones Children’s Laureate)」、第10代目は絵本作家のローレン・チャイルドに決定

【2017-062】

2017年6月7日、桂冠詩人(Poet Laureate)に倣い、子どもの本の優れた作家または画家に、隔年で授与する称号 「子どものためのローリエット(Waterstones Children’s Laureate)」の第10代目が、ローレン・チャイルド(Lauren Child)に決定したと発表された。チャイルドは2017年から2019年までの任期の間、子どもと本のための活動を行う。

チャイルドは、就任にあたり、「子どもたちが自分の創造性を信じて、物語や絵を創作できるよう働きかけ、読書の喜びを伝えていきたい。すべてが目まぐるしく変わる時代だからこそ、自由に夢を描いたり想像したりしてほしい」と語った。チャイルドはまた、「児童文学と、美術、映画、音楽、テレビ、デザインとの橋渡しがしたい」とも述べている。

チャイルドの作品にはコラージュが多く使われている。「チャーリーとローラ」シリーズの第一作 “I Will Not Ever Never Eat a Tomato”(邦訳『ぜったいたべないからね』)で、2000年にケイト・グリーナウェイ賞を受賞し、このシリーズは後にアニメ化された。絵本のほか、天才スパイ少女の活躍を描いた “Ruby Redfort” シリーズなど、読み物も手がけている。2008年には、ユネスコのプログラムの一環として、すべての子どもが十分な教育を受けられるよう推進するキャンペーン “My Life is a Story(人生という物語)” を立ち上げた。

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(2017.07.26 update)