子どもと本の情報・調査

絵本の展示「子どものヒューマニズムを育てる」(イタリア)

【2017-102】

ローマ教皇フランシスコのボローニャ訪問を記念して、絵本の展示「子どものヒューマニズムを育てる」が開催されている。この展示は、ボローニャやモデナなどで展示会場運営を行うボローニャフィエーレ(BolognaFiere)と、ボローニャ・ブックフェア事務局(Bologna Children’s Book Fair)が、ボローニャ教会(Church of Bologna)の協力の下行っている。2017年10月1日にボローニャ市内のサンドメニコ教会(Basilica di San Domenico)で始まり、ローマ教皇が視察した。その後、聖バルトロメオ・ガエターノ教会(Basilica dei Santi Bartolomeo e Gaetano)に場所を移し、2017年10月4日から2018年1月10日まで一般公開されている。

ボローニャフィエーレは宗教の過激主義や、今日の近視眼的な政治がつくった壁をとりはらい、子どもの文化を推進しようとしており、この展示もそうした取組のひとつである。自由・平等・権利・環境・命・愛をテーマにした、さまざまな国の200冊の絵本が、「対話と協同」「労働とその尊さ」「環境保護」「移民」「平和」「民主主義」など9つのテーマに分けて展示されている。ジャン・ジオノ(Jean Giono)の『木を植えた男』にちなみ、本は木の形の展示架に飾られている。展示に関するガイドツアーは、子どもや教員向けのものだけでなく、一般向けのものも用意されている。

展示のカタログは特設サイトからダウンロードできる。本の紹介とともに、ローマ教皇の言葉も掲載されている。

Ref:

(2017.11.20 update)