2010年科学あそび:でんきのじっけん!~カミナリカードをつくろう~、ドライアイスのじっけん!~シャーベットをつくろう~
国立国会図書館国際子ども図書館では、子どもの科学と科学の本への興味を引き出すための科学あそびを毎年実施しています。
実験内容
1. ドライアイスを持ってみる | |
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子どもたちもよく知っているドライアイスですが、今回の実験では子どもたちにドライアイスを触ってもらいました。 ぎゅっとつかむと火傷をしてしまいますが、右手左手とお手玉のように持ち変えながら一人一人触りました。「つめたい」、「あつい」、「こわい」などと自分 が感じたことを言いながら、初めて触るドライアイスの感触を確かめていました。 先生が、窒素や酸素などいろいろな分子モデルを使いながら、ドライアイスは二酸化炭素でできていることを、説明してくださいました。 |
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どんどん膨らむビニール袋
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ドライアイスを机の上に乗せて、つぅ~と滑らせたり、スプーンの上に置くと、びりびり振動したり、水に入れて泡が出てくるのを見たりしながら、ドライアイスから二酸化炭素が出てくる様子を観察しました。 また、ドライアイスをビニール袋に入れて、袋がどんどん膨らんでいく様子を見ながら、ドライアイスが二酸化炭素になると750倍に膨らむということや、植物 は二酸化炭素を使って光合成をするという説明を受けました。しばらく置いておくと、ビニール袋が破裂して子どもたちは驚いていました。 |
洗剤の泡が出てくるところを熱心に見る子どもたち
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先生がドライアイスと水を入れたコップに、台所用洗剤を入れると、洗剤の泡がもこもこ出てきます。泡に触ってみた子どもたちの目はきらきらと輝いていました。 |
2. ドライフラワーやシャーベットを作る | |
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本の紹介をする坂口先生
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ドライアイスとエタノールを入れたコップに、花やちくわをつけて凍らせる実験では、凍った花を子どもがパリッと音を立ててつぶしてみたり、凍って固くなったちくわを金づちの代わりにして、くぎを打ったりしました。 最後にはチャック付のビニール袋に入れたジュースをドライアイスで凍らせてシャーベットを作りました。 |
紹介した本
【】内は当館請求記号
『ドライアイスであそぼう』 板倉聖宣、藤沢千之 国土社 1990 【Y11-3980】
『もしも原子がみえたなら』 板倉聖宣 仮説社 2008 【Y11-N09-J586】
『小さな小さなせかい』 かこさとし 偕成社 1996 【Y11-5888】
『原子・分子の発明発見物語』 板倉聖宣 国土社 1983 【Y11-1998】
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