国際子ども図書館メールマガジン第150号(2018年9月26日)
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★★★国際子ども図書館 メールマガジン★★★
第150号(2018年9月26日発行)
ISSN 2185-1441
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読書の秋ですね。国際子ども図書館ではレンガ棟3階の本のミュージアムで展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」を開催しています。
展示会に関連して、10月21日(日)には講演会「『赤い鳥』童謡と音楽」を開催します。申込みは10月1日までです。音楽という視点をとおして、子どもの読み物に対する新たな発見があるかもしれません。ぜひお越しください。
◆----------目次-----------◆
1.お知らせ
●サービスの一部休止について(10月7日)
2.展示会・イベント情報
☆1 開催中の展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」のお知らせ(~2019年1月20日)
☆2 開催中の展覧会「想起の力で未来を ホセ・マリア・シシリア 『アクシデントという名の国』」のお知らせ(~2019年2月24日)
☆3 講演会「ホセ・マリア・シシリア 想起に導かれて、東北の子供達とともに」開催のお知らせ(9月28日)
☆4 展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」ギャラリートーク開催のお知らせ(9月30日、10月7日、14日)
☆5 講演会「『赤い鳥』童謡と音楽」開催のお知らせ(10月21日)
☆6 「子どものための音楽会」開催のお知らせ(10月28日)
☆7 9月~10月の小展示(子どものへや、調べものの部屋、児童書研究資料室)
3.子どもと図書館の情報
●「子どもと本に関するニュース」から
4.レファレンス支援コーナー
●レファレンス協同データベースのレファレンス事例
5.今月の「よんでみる?」から
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1.お知らせ
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●サービスの一部休止について(10月7日)
電気設備の定期点検作業による閲覧システム停止のため、一部の館内サービスを休止いたします。
▽休止期間:2018年10月7日(日)
▽休止する館内サービス
・書庫内資料の利用
・端末の利用
所蔵資料の検索
電子情報(国立国会図書館デジタルコレクション、電子展示会、インターネット等)の利用
※開架資料はご利用いただけます。
ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
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2.展示会・イベント情報
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いずれも観覧料・参加費は無料です。申込みについては各イベント情報をご確認ください。災害や講師の急病等の緊急時は、中止となることがあります。
○展示会・イベントに関する問い合せ先
国立国会図書館 国際子ども図書館
電話 03(3827)2053(代表)
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☆1 開催中の展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」のお知らせ(~2019年1月20日)
9月9日(日)から、展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」を開催しています。
今年が創刊100年に当たる児童向け雑誌『赤い鳥』は、「蜘蛛の糸」などの広く読まれている童話や、「かなりや」のように今も歌い継がれる童謡を数多く世に送り出しました。
この展示会では、『赤い鳥』で活躍した55人の作家や詩人の作品を前期・後期合わせて約470点ご紹介します。
【開催概要】
▽開催期間:〈前期〉9月9日(日)~11月11日(日)
〈後期〉11月13日(火)~2019年1月20日(日)
▽会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム
http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/tenji2018-03.html
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☆2 開催中の展覧会「想起の力で未来を ホセ・マリア・シシリア 『アクシデントという名の国』」のお知らせ(~2019年2月24日)
スペインのアーティスト、ホセ・マリア・シシリアさんは、近年、音を分析して形にする作品を多く発表しています。本展覧会では、東日本大震災の際の津波の轟音をもとに制作した作品「アクシデントという名の国」と、宮城県南三陸町職員として住民に津波警報を発し続け、津波の犠牲となった遠藤未希さんの声から発想した連作「数千年にわたる遠藤未希への想い」などを展示します。
また、あわせて、「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)」や国際子ども図書館が所蔵する東日本大震災に関連する絵本もパネルで紹介します。
【開催概要】
▽開催期間:9月20日(木)~2019年2月24日(日)
▽会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 ラウンジ及びホール
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2018-13.html
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☆3 講演会「ホセ・マリア・シシリア 想起に導かれて、東北の子供達とともに」開催のお知らせ(9月28日)
2の展覧会に関連して、9月28日(金)には、講演会「ホセ・マリア・シシリア 想起に導かれて、東北の子供達とともに」を開催します。
東日本大震災以降、岩手県、宮城県、福島県の被災地を何度も訪れ、子どもたちと数多くのワークショップを手がけてきたシシリアさん。同時開催の展覧会出品作とこの東北でのワークショップについての講演後、アートディレクターの岡部あおみさんとトークを行います。
また、国立国会図書館による国立国会図書館東日本大震災アーカイブ事業や国際子ども図書館が所蔵する東日本大震災に関連する子どもの本の紹介も行います。
【開催概要】
▽日時:9月28日(金)13時~14時30分
▽会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 ホール
▽対象:中学生以上
▽定員:100名程度(当日先着順、申込み不要)
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2018-13.html#event
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☆4 展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」ギャラリートーク開催のお知らせ(9月30日、10月7日、14日)
展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」について、展示会担当職員が展示の見どころをご紹介するギャラリートークを開催します。
10月までは以下の日程で開催予定です。11月以降の開催日は、展示会ホームページをご覧ください。
▽日時: 9月30日(日)14時~(約30分)
10月 7日(日)14時~(約30分)
10月14日(日)14時~(約30分)
▽会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム
※事前申込不要です。当日、直接「本のミュージアム」へお越しください。
http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/tenji2018-03.html#anchor1
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☆5 講演会「『赤い鳥』童謡と音楽」開催のお知らせ(10月21日)
展示会「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」の関連講演会として、周東美材氏(大東文化大学社会学部専任講師)を講師にお迎えし、『赤い鳥』の童謡についてお話しいただきます。
▽日時:10月21日(日)14時~16時(13時30分受付開始)
▽会場:国際子ども図書館 アーチ棟1階研修室1
▽講師:周東美材(しゅうとうよしき)氏(大東文化大学社会学部専任講師)
▽対象:中学生以上
▽定員:100名
▽申込方法:インターネット、往復はがきの2通りの方法があります。
事前申込制、申込多数の場合は抽選になります。
▽締切:10月1日(月)必着
詳細は国際子ども図書館ホームページをご覧ください。
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2018-10.html
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☆6 「子どものための音楽会」開催のお知らせ(10月28日)
10月28日(日)、東京文化会館(公益財団法人東京都歴史文化財団)との共催で「子どものための音楽会」を開催します。
東京音楽コンクール入賞者等を中心とする新進演奏家による木管五重奏を行います。また、演奏終了後には楽器や演奏曲にちなんだ児童書の紹介(ブックトーク)を行います。昭和のレトロな趣きのホールに響くさまざまな木管の調べを子どもの本の紹介とともにお届けします。お子さんと一緒にお楽しみください。
このイベントは、「Music Program TOKYO 2018 まちなかコンサート~芸術の秋、音楽さんぽ~」の一環として行います。
▽日時:10月28日(日)13時~、15時~(2回開催、各回40分程度)
▽会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階ホール
※開演の30分前に開場します。レンガ棟3階ホールにお越しください。
▽対象:3歳以上
▽定員:各回100名程度
▽参加方法:事前申込み不要、当日先着順
http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2018-11.html
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☆7 9月~10月の小展示(子どものへや、調べものの部屋、児童書研究資料室)
国際子ども図書館では、季節や出来事に合わせ、さまざまなテーマで児童書の小展示を行っています。
展示リストは、過去に展示したものも含めて、ホームページでご覧いただけます。
■子どものへやの小展示
▽「リンゴの本」(~10月31日)
秋はリンゴがおいしい季節です。リンゴは、聖書や昔話にも登場する果物です。本を読んで、リンゴについてもっと知ってみませんか。
○子どものへや・世界を知るへやの小展示
http://www.kodomo.go.jp/use/room/childroom/month.html
■調べものの部屋ウェルカム展示
▽「空」(~10月31日)
空気が澄み、空が高く感じられる季節ももうすぐです。空に浮かぶ雲、空を飛ぶ
しくみ、空が由来の色など、空にまつわる本を集めてみました。
○調べものの部屋ウェルカム展示
http://www.kodomo.go.jp/use/room/teens/exh.html
■児童書研究資料室の小展示
▽「『赤い鳥』創刊100年-誌面を彩った作品と作家たち」関連小展示(~2019年3月3日)
レンガ棟3階の本のミュージアムでは、「『赤い鳥』創刊100年―誌面を彩った作品と作家たち」が開かれています。それにちなんで、『赤い鳥』に関連する資料、また、『赤い鳥』を創刊した鈴木三重吉や、『赤い鳥』で童謡作家として活躍した北原白秋など『赤い鳥』に作品が掲載された作家の作品と作家について書かれた資料を展示しています。
▽「海外の児童文学賞受賞作品~スウェーデン」(~9月30日)
海外の児童文学賞受賞作品等を紹介する小展示では、日本・スウェーデン外交関係樹立150周年にちなみ、スウェーデンの主要な児童文学賞の受賞作品等を展示しています。
▽「海外の児童文学賞受賞作品~中国」 (10月2日~)
10月からの海外の児童文学賞受賞作品等を紹介する小展示では、日中平和友好条約締結40周年にちなみ、中国の児童文学賞の受賞作品等を展示します。
▽「2017年 日本の児童文学賞受賞作品」(開催中)
平成29年に日本の主要な児童文学賞を受賞した作品を展示しています。
▽「子どもと本をつなぐ人へ~児童サービス基本図書リスト」(開催中)
公共図書館、学校図書館、文庫等で子どもへのサービスを担当している方、絵本などの児童書やおはなし(ストーリーテリング)に興味・関心のある方に、まず読んで欲しい基本図書を集めました。
○資料室の小展示
http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/data.html
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3.子どもと図書館の情報
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●「子どもと本に関するニュース」から
国際子ども図書館ホームページ内の「子どもと本に関するニュース」で、国内外の児童書や図書館における児童サービスに関する動向をお知らせしています。
http://www.kodomo.go.jp/info/index.html
( )内の日付は国際子ども図書館ホームページ掲載年月です。
○第59回講談社児童文学新人賞【2018-092】(2018年9月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-092.html
○学校図書館整備施策の実施状況【2018-093】(2018年9月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-093.html
○第67回小学館児童出版文化賞【2018-094】(2018年9月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-093.html
○第14回馬海松(マ・ヘソン)文学賞(韓国)【2018-095】(2018年9月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-095.html
○2017年陳伯吹国際児童文学賞受賞作品決定(中国)【2018-096】(2018年9月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-096.html
○第1回曹文軒児童文学賞受賞作品決定(中国)【2018-097】(2018年9月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-097.html
○「デジタル世界における子どもの読書習慣」に関する調査(デンマーク)【2018-098】(2018年9月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-098.html
○困難な状況にある若者を、図書館が支援する取組(米国)【2018-099】(2018年9月25日)
http://www.kodomo.go.jp/info/child/2018/2018-099.html
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4.レファレンス支援コーナー
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●レファレンス協同データベースのレファレンス事例
国際子ども図書館に寄せられたレファレンス事例を紹介します。
Q.『キンダーブック : 観察絵本』の創刊号で、表紙がミレーの落穂拾いの模写ではなく、農夫が描かれている版の所蔵機関を知りたい。
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000237912
(最終更新日:2018年7月18日)
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5.今月の「よんでみる?」から
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キッズページ「しらべてみよう!」の「よんでみる?」では、小学生がさまざまな知識に出会える本を毎月紹介しています。
10月は『美術館ってどんなところ?』です。バックナンバーもぜひご覧ください。
○キッズページ>しらべてみよう!>よんでみる?
http://www.kodomo.go.jp/kids/research/book/index.html
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※バックナンバーはこちらから:
http://www.kodomo.go.jp/about/mailmagazine/index.html
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国際子ども図書館メールマガジン 第150号 2018年9月26日 発行
編集:国立国会図書館国際子ども図書館企画協力課
〒110-0007 東京都台東区上野公園 12-49
電話 03(3827)2053(代表)
発行:国立国会図書館
〒100-8924 東京都千代田区永田町 1-10-1
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