国際子ども図書館特別研修「障害がある子どもへ読書支援をする大人の役割」
※こちらのイベントは終了しました。

障害があるために、紙の本を読むことが難しい子どもたちが大勢います。そのような子どもたちへの読書支援を目的に、点字、録音等さまざまな資料が作成されていますが、読書環境の整備はまだ充分とはいえません。
特別支援教育を受ける子どもたちは年々増加しており、電子図書などの支援媒体の充実とともに、障害のある子どもたちへ読む楽しさを提供できる人材の養成が求められています。そこで、読むための障害を解消するさまざまなバリアフリー資料の紹介を中心に、障害の特徴とそれに合った支援方法について学ぶことを目的として、特別研修を実施します。
特別研修概要
日時 | 2019年5月18日(土)10時~15時30分(9時30分受付開始) |
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場所 | 国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室1 [ACCESS] |
対象 | 学校教職員、図書館職員、医療関係者、障害のあるお子さんのいるご家族、その他この事業に興味や関心のある方。(原則として18歳以上) |
定員 | 100名 事前申込制・先着順 |
申込方法 | ※定員に達したため、受付は終了しました。 |
参加費 | 無料 |
研修内容
10時~10時20分 | 開講式、主催・共催者あいさつ、マルチメディアDAISY図書の実際 |
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10時20分~11時20分 | わかりやすいって どういうこと―知的障害がある子どもの支援者に求められる「こころ」と「わざ」(淑徳大学短期大学部准教授 打浪文子氏) |
11時30分~12時30分 | さあ おはなしをはじめましょう―特別支援学校での読み聞かせ 六つのポイントとその実際(都立多摩図書館 課長代理 情報サービス担当 浅沼さゆ子氏) |
13時30分~13時50分 | 国際子ども図書館における特別支援学校の見学対応(国立国会図書館国際子ども図書館職員) |
14時~15時 | 音声補助が学びをかえる―読みが苦手な子どもの意欲を引き出す取り組み(松江市立意東小学校教諭 井上賞子氏) |
15時~15時30分 | 伊藤忠記念財団の目指す活動(伊藤忠記念財団電子図書普及事業部 部長 矢部剛氏) |
会場に関する問い合わせ先
国立国会図書館国際子ども図書館 「バリアフリー特別研修」担当
電話:03-3827-2053(代表)
申込み・研修内容に関する問い合わせ先
公益財団法人伊藤忠記念財団
電話:03-3497-2652