蓮の花の知恵 −インドの児童文学 Wisdom of the lotus- Children's literature in India
国際子ども図書館主催の展示会のお知らせです。
※こちらの展示会は終了しました
蓮の花の国インドは、歌と語りが豊かなところです。
古代叙事詩『ラーマーヤナ』『マハーバーラタ』、仏教説話集『ジャータカ』、王子たちに処世の道を教えるために書かれた『パンチャタントラ』など、口から口へと伝えられてきた伝承文学は、インドの子どもと大人に知恵を伝えてきました。それらはまた日本に伝えられて「今昔物語集」などに収められ、日本の風土に同化しながら昔話として語り継がれてきました。ヨーロッパにおいては、「イソップ寓話集」に類話が収められています。今回の展示会では、こうした伝承とその伝播を一つのテーマとして取り上げました。
あわせて、その自然と伝承のなかで育った、近現代のインドの作家たちの個性あふれる児童文学や、多言語国家であるインドの児童文学や絵本が、どのように作られ広められているかについても展示しています。
この展示会でみなさまが、伝承と創作の両面からインドの児童文学に触れて、インドと日本のつながりについて新たな発見の機会をもっていただければ幸いです。
期間 | 2004年4月17日(土)~9月5日(日) |
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主催 | 国立国会図書館国際子ども図書館 |
休館日 | 月曜日、国民の祝日・休日(5月5日を除く)、資料整理休館日(毎月第3水曜日) |
会場 | 国際子ども図書館 3F「本のミュージアム」にて |
備考 | 入場無料 |