世界をつなぐ子どもの本―2014年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト図書展

※こちらの展示会は終了しました

国際子ども図書館では、「世界をつなぐ子どもの本―2014年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト図書展」を開催します。この展示会では、2014年の国際アンデルセン賞受賞者のこれまでの作品と、IBBYオナーリスト(優良作品)の推薦作品およびその邦訳書、あわせて約170冊を直接手にとってご覧いただくことができます。

IBBY:International Board on Books for Young People(国際児童図書評議会)は、1953年、子どもの本を通して国際理解を広めようと考えた人たちによって創設された、子どもと子どもの本に関わる人たちをつなぐ国際ネットワークです。

国際アンデルセン賞は、「小さなノーベル賞」ともいわれ、2年に一度、児童書の分野で卓越した業績をあげた現存の作家および画家に贈られます。2014年は上橋菜穂子さん(日本)が作家賞を、ホジェル・メロさん(ブラジル)が画家賞を受賞しました。

また、IBBYオナーリストとは、IBBYの各国支部が、自国で新しく出版された児童書の中から、外国に紹介したい作品を選び、隔年で作成する推薦図書リストです。「文学作品」、「イラストレーション作品」、「翻訳作品」の3部門からなり、2014年は52の国と地域から150作品が選ばれました。日本からは、文学作品部門にまはら三桃(みと)さんの『鉄のしぶきがはねる』、イラストレーション作品部門にあべ弘士さんの『新世界へ』、翻訳作品部門に神宮輝夫訳「ランサム・サーガ」シリーズ(改訳)が選ばれています。

世界をつなぐ子どもの本-2014年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト図書展
開催期間 2015年8月4日(火)~8月23日(日)
会期中の休館日 月曜日、8月19日(水)
開催時間 午前9時30分~午後5時
会場 国際子ども図書館 レンガ棟3階ホール[ACCESS]
入場無料