高校生が英訳絵本をイラクの図書館へ寄贈

【2019-013】

静岡県立裾野高等学校の生徒が、独自に英訳した日本の絵本6冊を、イラクのモスル大学図書館へ寄贈したことを受けて、2019年1月22日、駐日イラク共和国大使が同校を訪れて生徒と交流した。

同校3年生の選択授業である「ボランティア」では、イスラム過激派組織イスラミックステート(IS/ダーイシュ)により破壊され、蔵書の大半を失ったモスル大学図書館が本の再収集をはじめたというニュースを受けて、日本から贈る絵本の英訳に取り組んだ。2018年11月、生徒10人が英訳した子ども向けの絵本6冊が、駐日イラク共和国大使からモスル大学学長に手渡しされた。その後、大使が同校を訪問した様子が、裾野高等学校のホームページに紹介されている。

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(2019.02.26 update)