第35回日産童話と絵本のグランプリ

【2019-035】

2019年3月8日、大阪国際児童文学振興財団は、第35回日産童話と絵本のグランプリの受賞者が決定したと発表した。

1984年に大阪府立国際児童文学館の開館を記念して創設された日産童話と絵本のグランプリは、毎年、未発表の創作童話と創作絵本を公募している。大賞受賞作品は出版され、過去の受賞者の中から多くのプロの作家を世に送り出してきている。

35回目をむかえる今年は、童話2,359編、絵本429編、合計2,788編の応募作品の中から、入賞作品38編が選ばれ、2019年3月9日に大阪府立中央図書館ライティホールにて表彰式が行われた。大賞受賞作品は以下のとおり。

童話の部 大賞

『くじらすくい』 群馬県前橋市 水凪紅美子さん

絵本の部 大賞

『こがらしの日は』 静岡県函南町 松丘コウさん


このほか、童話の部 優秀賞3編と佳作20編、絵本の部 優秀賞3編と佳作10編が選ばれた。大賞の2作品は、後日、絵本としてそれぞれ出版される。

Ref:

(2019.04.23 update)