全国SLA、2019年の「えほん50」を発表

【2019-049】

2019年4月15日、全国学校図書館協議会(全国SLA)は、「日本絵本賞」の成果をふまえた絵本リスト「えほん50」を選定し、発表した。

全国SLAは、2016年まで、優れた絵本の普及と絵本読書の振興を目指して優れた絵本「よい絵本」を選定し、発表してきた。「えほん50」は、「よい絵本」を引き継ぎ、1年間に出版された絵本の中から優れた絵本を顕彰する「日本絵本賞」の成果をふまえて、ぜひ子どもたちに読んでほしいと推薦するもので、保育所、幼稚園、学校、家庭、地域などで、選書のための信頼できる情報源として活用されることを目的とする。

今回発表された「2019えほん50」は、2017年10月から2018年9月までに刊行された絵本が対象となり、50冊が選ばれた。全国SLAのウェブサイトから閲覧できるほか、各絵本の簡単なあらすじが掲載されたPDFファイルを印刷することも可能となっており、自由に学校や図書館で配布できる。

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(2019.05.28 update)