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アバドのたのしい音楽会
クラウディオ・アバド文 パオロ・カルドニ絵 石井勇,末松多寿子訳 評論社 1989.10
みなさんは指揮者(しきしゃ)を知っていますか?お客さんにせなかを向けて、オーケストラの前で棒(ぼう)をふっている人です。
この本は、世界でかつやくする指揮者が、指揮者の仕事や音楽について説明した本です。指揮者はただ棒をふっているだけではなく、楽譜(がくふ)をてっていてきに勉強して、演奏(えんそう)者に音の出し方を説明(せつめい)して、思うとおりの演奏ができるようにします。
子どもの頃にげきじょうで音楽をきいたときの感動が、指揮者になるきっかけになった話や、音楽家だったお父さんから教わった「きく」ことの大切さ、楽器や音楽の曲の種類についても書かれています。
この本を読むと、きっと音楽が楽しくなりますよ。