よんでみる?
乱太郎の忍者の世界
尼子騒兵衛文、絵 朝日新聞社 1996.4
忍者(にんじゃ)と聞くとどんなことを思いうかべますか。手裏剣(しゅりけん)、分身の術(じゅつ)などでしょうか。この本では、乱太郎たちといっしょに忍者の世界を見ていきます。
忍者は、ふだんは村人として暮らしながら、人知れず忍術の修行(しゅぎょう)し、情報(じょうほう)を集めます。修行には、走る、泳ぐなど身体をきたえることはもちろん、武器(ぶき)や道具の使い方、変装(へんそう)、病気を治すための薬草の勉強などがあります。忍者は、動物からも術を学びます。キツネから学んだ忍術は何だと思いますか。答えは、本の中にあります。この本には、忍者の歴史(れきし)や忍者用語のさくいんもあります。みなさんもこの本を読んで、知らざれる忍者のヒミツをのぞいてみませんか。