よんでみる?
たまがわ:日本の川
村松 昭 作
偕成社 2008年2月
みなさんは、川のはじまりがどこだか知っていますか?川のはじまりは山です。山の木にふった雨で小さなさわができます。さわが集まって小さな川となり、やがて大きな川になるのです。
この本は、山のかみさまとおつかいの男の子が雲に乗って、たまがわのはじまりから海に出るまでの138キロを旅するおはなしです。たまがわは、奥多摩(おくたま)から流れだし、大都市・東京と神奈川の間を流れて、さいごに東京湾(とうきょうわん)にそそぎます。たまがわの流れにそって、ダムや電車、工場や飛行場(ひこうじょう)などを見ることができます。1ページ1ページじっくり見ていくと思わぬ発見と出会えますよ。みなさんもこの本を読んで長いたまがわの流れをたしかめてみましょう。(2014.1)