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国立国会図書館 国際子ども図書館「しらべる・まなぶ・よむ」小学生向け

よんでみる?

拝啓・手紙です

天野祐吉 文 ; 辻本洋太朗 絵 福音館書店 1998.4

拝啓・手紙です

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みなさんは、手紙を書きますか?遠くに住んでいるおじいちゃんやおばあちゃんに送ったりする手紙だけでなく、クリスマスカードや年賀状(ねんがじょう)など、いろいろな種類(しゅるい)の手紙があります。では、手紙はいつごろから書かれていたのでしょう?
4000年前、バビロンという町の学校に通っていた男の子が、粘土板(ねんどばん)に書いた手紙が見つかっています。やがて16世紀になると、だれでもお金をはらえば郵便(ゆうびん)を出せるしくみがドイツで生まれ、1840年のイギリスで「全国どこへ出しても料金(りょうきん)は同じ」という郵便制度(せいど)がはじまりました。
こうして、今では世界中の人たちが手紙を利用(りよう)しています。
相手(あいて)とむかいあっているときには頭にうかばないようなことや、すなおに言えないようなことも、手紙では書けることがあります。だから、電話や電子メールなど、技術(ぎじゅつ)がすすんでも、人間は手紙を書きつづけるのでしょう。
この本には、手紙の文例(ぶんれい)や書き方も紹介(しょうかい)されています。みなさんは、だれに手紙を書いてみたいですか?(2015.3)

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