みなさんは鉛筆(えんぴつ)を数えるときに、1本と数えますよね。このときつかう「本」は「助数詞(じょすうし)」とよばれています。わたしたちが1本と数えているものはたくさんあります。
1本という数え方は、木などの形が細長いものだけでなく、まいてあるものや野球(やきゅう)のヒットなど形がないものにも使われています。この本では、身(み)のまわりで「本」と数えているものをさがし、364種類(しゅるい)のもの・ことを絵と一緒(いっしょ)に紹介(しょうかい)しています。また、専門家(せんもんか)に話をきいて、細長くないものを1本と数える理由(りゆう)や、1本と数えるようになった歴史(れきし)についても書いています。
みなさんもこの本を読んで、まだまだある1本と数えるものを見つけてみませんか。(2017.7)