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自然の材料と昔の道具 3(木でつくる)
深光富士男 著 さ・え・ら書房 2016.4
この本は、身近な自然(しぜん)の材料(ざいりょう)である、木で作る道具を紹介(しょうかい)しています。
おわんやおべんとう箱、げたなどはどうやって作られているのでしょうか?この本に出てくる 3人の職人(しょくにん)さんたちは道具に合った木を使い、手間をかけて、ていねいに作っています。また、今ではもうあまり見かけなくなった「おけ」や「たる」など、道具がどのように使われてきたのかがわかる昔の絵や写真もたくさんのっています。江戸(えど)時代の子どもは自分用のつくえを持って寺子屋へ勉強に行ったそうです。
昔のことや、職人さんたちの仕事を知ると、道具をもっと大切に使いたくなると思いますよ。(2019.11)