よんでみる?
おすしやさんにいらっしゃい! : 生きものが食べものになるまで
おかだだいすけ 文, 遠藤宏 写真
岩崎書店, 2021.2
みなさんはおすしがすきですか。
わたしたちが食べるおすしの魚たちは食べものになる前、海で生きていました。いったいどのようにしておすしのすがたになるのでしょう。
この本では、海でつった魚をおすしやさんがさばいて、おすしができあがるまでを写真でしょうかいしています。
魚の体を近くでじっくり観察(かんさつ)してみると、いろいろな発見があります。たとえば胃(い)ぶくろに入っているものを見ると、その魚が何を食べたか分かります。また、イカの頭や口はどこにあるか知っていますか。読んでたしかめてみてください。
この本を読むと、わたしたちの体はたくさんの生き物の命でできていることに気づきます。きっとこれまでよりもっとおすしを味わって食べたくなります。(2022.6)