よんでみる?
ふくはなにからできてるの? : せんいのはなし
佐藤哲也 文, 網中いづる 絵
福音館書店, 2016.11
毎日着る服はなにからできているか知っていますか。服は、布(ぬの)からできています。布は糸から、そして糸は「せんい」からできています。せんいはとても細く長くやわらかいので、糸はなん本かのせんいをより合わせて作られます。服は、元をたどればせんいからできているのです。
せんいには、自然(しぜん)からとれるものと人工的(じんこうてき)に作られたものがあります。わたしたちは季節(きせつ)や目的に合わせて服のせんいをえらんでいます。たとえば、羊の毛から作られるウールはふんわりとしてあたたかいので、セーターなどに使われます。
服のうらについている「タグ」を見ると、その服がどんなせんいでできているのか、服に合ったせんたく方法(ほうほう)やアイロンの温度もわかります。
みなさんも、今着ている服がなにからできているか調べてみませんか。(2023.2)