みなさんは、夜ねないでもっと起きていられたらいいな、と思うことはありますか。人間も動物も、生き物たちはみんなねむります。わたしたちはなぜねむらなければならないのでしょう。
ずっとねないで起きていたらどうなるのか、ためしてみた研究者たちがいました。何日も何日も起きているとねむくてたまらなくなり、本を読むこともテレビを見ることもできなくなりました。いらいらしておこりっぽくもなりました。頭の中にある「のう」がつかれて、考えることができなくなってしまったのです。
この本には、わたしたちが元気で気持ちよくすごすために、ねむりがとても大切な理由が書かれています。ねむりのひみつをさぐってみませんか。（2023.3）