よんでみる?
神社のえほん
羽尻利門 作
あすなろ書房, 2022.3
この本は、神社にあるもの一つ一つに意味があることを、イラストでわかりやすくしょうかいしています。
初詣(はつもうで)に行って神社に興味(きょうみ)を持ったゆうた君は、神主(かんぬし)さんに神社を案内(あんない)してもらいました。神主さんはおまいりのマナー、まつられている神さま、いろいろなお祭り、神社ではたらく人たちの仕事などについて教えてくれました。
たとえば、神社の中にある「参道(さんどう)」という道の真ん中は、神さまの通り道なので、そこはさけて歩きます。また、狛犬(こまいぬ)は口をあけたものは獅子(しし)、口をとじたものは狛犬で、本当はべつの生き物なのだそうです。それから、神主さんが着る装束(しょうぞく)は身分によって袴(はかま)の色がちがうことなどもせつめいされています。
この本を読むと、神社のことがよくわかります。神社に行く前に、ぜひ読んでみてください。(2023.5)