よんでみる?
まんじゅうこわい(てんじつきさわるえほん. たのしいらくご ; 1)
落語ユニバーサルデザイン化推進協会 作, 多屋光孫 絵
合同出版 2024.4
みなさんは落語(らくご)を知っていますか?
落語とは、おもしろい話を身ぶり手ぶりで語る、日本の伝統芸能(でんとうげいのう)で、最後に笑える「オチ」があるのが決まりです。この本は、有名な落語「まんじゅうこわい」を、目が見える人も見えない人もいっしょに楽しめる絵本です。
近所のわかものが集まって、自分のこわいものを話しています。足の速い動物や小さい虫など、こわいものはいろいろです。話を聞いていたある男は、「こわいものなんてない」と強がりますが、ほんとうはあるようです。それは、いったい何でしょう。
この本には、ページの上に、目が見えない人がさわって読む文字「点字」と、絵「触図(しょくず)」が、とくべつなインクでもり上がるように印刷(いんさつ)されています。みなさんも、この触図をさわって、わかものや男のこわいものを当てるクイズにちょうせんしてみませんか?(2025.9)