国際子ども図書館メールマガジン第262号(2024年2月28日)

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          ★★★ 国際子ども図書館 メールマガジン ★★★
                            第262号(2024年2月28日発行)
                                            ISSN 2185-1441
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◆----目次---------------------------------------------------------◆

1. お知らせ 1.
●資料のデジタル化に伴う原資料の利用休止について

2.展示会・イベント情報
☆1 展示会「子どもの本の夜明け 帝国図書館展」開催のお知らせ(3月26日~6月23日)
☆2 「ちいさな子どものためのわらべうたと絵本の会」のお知らせ
☆3 「子どものためのおはなし会」のお知らせ
☆4 2月~3月の小展示(子どものへや、調べものの部屋、児童書研究資料室)

3.子どもと図書館の情報
●「子どもと本に関するニュース」から

4.レファレンス支援コーナー
●レファレンス協同データベースのレファレンス事例

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1.お知らせ
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●資料のデジタル化に伴う原資料の利用休止について

資料のデジタル化作業のため、以下の資料の利用を下記のとおり休止します。
皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

▽対象資料:国際子ども図書館所蔵の和図書(昭和58年から平成元年までに刊行されたものの一部)
▽対象件数:約2.3万冊
▽利用休止期間:3月12日(火)~11月30日(土)(予定)

ご利用いただけない資料は、3月12日以降、国立国会図書館サーチの書誌詳細画面の「国立国会図書館の所蔵」で、「作業中 デジタル化のため」の表示でお知らせします。
期間中のご来館にあたっては、事前に、利用希望資料を検索して表示をご確認ください。
詳細及び国際子ども図書館所蔵資料以外のデジタル化に伴う利用休止資料については、下記のお知らせをご参照ください。

○国際子ども図書館ホームページ>利用案内>各室の利用案内>児童書研究資料室
https://www.kodomo.go.jp/use/room/data.html
○国立国会図書館ホームページ>事業紹介>資料の保存>資料デジタル化について>デジタル化作業に伴う原資料の利用休止ついて
https://www.ndl.go.jp/jp/preservation/digitization/unavailable.html

問合せ先
国立国会図書館 国際子ども図書館 資料情報課
電話 03(3827)2053(代表)

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2.展示会・イベント情報
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☆1 展示会「子どもの本の夜明け 帝国図書館展」開催のお知らせ(3月26日~6月23日)

3月26日(火)から、展示会「子どもの本の夜明け 帝国図書館展」を開催します。
国際子ども図書館は、1906年に帝国図書館として開館した建物をリノベーションして活用しています。この展示会では帝国図書館とその前身の東京図書館の時代に産声を上げた近代日本の子どもの本の歩みをたどります。
明治維新から20年を経た1880年代、子どもを対象とした雑誌が複数誌創刊されました。それを皮切りに、日本の子どもの本の興隆が見られました。大正期に入ると、民主主義的な時代背景もあり、芸術性の高い児童雑誌『赤い鳥』が創刊され、童心文学の土台となりました。また、戦前の昭和前期には、子どもの本でさえ戦意高揚の道具として利用されることになりました。
このような近代日本の子どもの本の歩みをたどりつつ、子どもの本の作者たちと帝国図書館とのエピソードについても紹介します。名立たる文学者たちのテキストから、彼らの子どもの本への貢献、帝国図書館との関わりが読み取れます。
普段は撮影禁止の本のミュージアム内も展示会期間中、一部を除き、自由に撮影できます。
子どもの本の黎明期を生き、今なおイメージの源泉であり続ける帝国図書館。その建物を引き継ぐ国際子ども図書館で、その魅力を探ってみませんか。

【開催概要】
▽開催期間:3月26日(火)~6月23日(日)
▽会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム

○展示会「子どもの本の夜明け 帝国図書館展」
https://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/tenji2024-02.html

問合せ先:
国立国会図書館国際子ども図書館 資料情報課 「展示会」担当
電話:03(3827)2053(代表)

☆2 「ちいさな子どものためのわらべうたと絵本の会」のお知らせ

以下のとおり「ちいさな子どものためのわらべうたと絵本の会」を開催しています。

【開催概要】
▽日時:毎月第2水曜日 11時~(20分程度)
▽会場:国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室2
▽対象:6か月以上4歳未満の子どもとその保護者(子ども1名につき保護者1名)
▽定員:10組(事前申込制・先着順)
▽参加方法:国際子ども図書館ホームページをご参照の上、電話もしくは来館にてお申し込みください。

○ちいさな子どものためのわらべうたと絵本の会
https://www.kodomo.go.jp/promote/activity/song/index.html

問合せ先:
国立国会図書館 国際子ども図書館 ちいさな子どものためのわらべうたと絵本の会担当
電話:03(3827)2067

☆3 「子どものためのおはなし会」のお知らせ

以下のとおり「子どものためのおはなし会」を開催しています。

【開催概要】
▽日時:毎週土曜日 14時10分~、15時10分~(各回20分程度。2回とも同じ内容です)
▽会場:国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室2
▽対象:4歳以上中学生以下の子どもとその保護者(子ども1名につき保護者1名)
▽定員:各回30名(先着順)
▽参加方法:各回とも、開始時刻にレンガ棟1階子どものへやにお集まりください。

○子どものためのおはなし会
https://www.kodomo.go.jp/promote/activity/storytelling/index.html

問合せ先:
国立国会図書館 国際子ども図書館 子どものためのおはなし会担当
電話:03(3827)2067

☆4 2月~3月の小展示(子どものへや、調べものの部屋、児童書研究資料室)

■子どものへやの小展示
▽「竜と仲間たち」(~2月29日(木))
竜は、昔からさまざまなお話の中でえがかれてきました。体はヘビのように長く、手足があるのでトカゲやワニにも似ています。竜は本当にいるのでしょうか? 竜や、竜に似ている生き物が出てくる本を集めました。

▽「勇気を出してやってみよう」(3月1日(金)~)
春は新しいことに挑戦する季節です。わくわくしている人もいれば、不安な気持ちの人もいるでしょう。勇気を出して一歩を踏み出してみませんか。いままで知らなかった世界とめぐりあえるかもしれません。

○子どものへや・世界を知るへやの小展示
https://www.kodomo.go.jp/use/room/childroom/month.html

■調べものの部屋のウェルカム展示
▽「ことば」(~2月29日(木))
ことばは、人類が生みだしたツールです。ことばによって情報を伝え、気持ちを共有し、思考を深めてきました。一方、ことばがわからなくても情報や意思を伝える方法もあります。ことばに関する本を集めました。

▽「医療」(3月1日(金)~)
コロナ禍以降、人々の健康を支える医療に注目が集まっています。将来、医療現場で働きたい、という中高生の皆さんもいるでしょう。医療について様々な側面から考えるための本を紹介します。

○調べものの部屋のウェルカム展示
https://www.kodomo.go.jp/use/room/teens/exh.html

■児童書研究資料室の小展示
▽「2023年 日本の児童文学賞受賞作品」(開催中)
2023年に日本の主要な児童文学賞を受賞した作品を展示します。

▽展示会「おいしい児童書」関連小展示(開催中)
レンガ棟3階本のミュージアムにて、2023年10月1日(日)から12月24日(日)までの間、展示会「おいしい児童書」が開催されました。これにちなんで、児童書に描かれた食べ物に関する関連資料や、展示会や講演会で取り上げられた作品の関連資料を展示しています。

▽「海外の絵本~世界人権宣言採択75周年によせて」(開催中)
世界人権宣言は、1948年に国連総会で採択され、2023年が75周年にあたります。これにちなみ、国際子ども図書館所蔵資料から、人権をテーマにした海外の絵本を紹介します。

▽「子どもと本をつなぐ人へ~児童サービス基本図書リスト」(開催中)
公共図書館、学校図書館、文庫等で子どもへのサービスを担当している方、絵本などの児童書やおはなし(ストーリーテリング)に興味・関心のある方に、まず読んでいただきたい基本図書を集めました。

○資料室の小展示
https://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/data.html

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3.子どもと図書館の情報
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●「子どもと本に関するニュース」から

国際子ども図書館ホームページ内の「子どもと本に関するニュース」で、国内外の児童書や図書館における児童サービスに関する動向をお知らせしています。
https://www.kodomo.go.jp/info/index.html
( )内は国際子ども図書館ホームページ掲載日です。

○「科学道100冊 傑作選」 発表【2024-008】(2024年1月29日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2024/2024-008.html

○2023年度「学校図書館調査」【2024-009】(2024年1月29日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2024/2024-009.html

○第44回巖谷小波文芸賞受賞決定【2024-010】(2024年2月9日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2024/2024-010.html

○図書館員がえらぶ 選書センター大賞2023【2024-011】(2024年2月9日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2024/2024-011.html

○図書館によるわらべ歌収集プロジェクト(イタリア・ボローニャ)【2024-012】(2024年2月9日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2024/2024-012.html

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4.レファレンス支援コーナー
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●レファレンス協同データベースのレファレンス事例
国際子ども図書館に寄せられたレファレンス事例を紹介します。

Q.1995年から1996年頃に小学校高学年で感想文を書くために読んだ1冊1話の読み物を探している。
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000339470
(最終更新日:2023年10月19日)

なお、この事例においては、2023年12月までサービスを提供していた国立国会図書館オンラインを調査に用いています。現在は、国立国会図書館サーチで当館所蔵資料の検索サービスを提供しており、使うことのできる検索演算子が回答欄に記載されたものとは異なっています。詳細は、国立国会図書館サーチのヘルプをご参照ください。

2-5 検索仕様の詳細(国立国会図書館サーチ)
https://ndlsearch.ndl.go.jp/help/bibsearch#search-detail
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※バックナンバーはこちらから:
http://www.kodomo.go.jp/about/mailmagazine/index.html

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国際子ども図書館メールマガジン 第262号 2024年2月28日発行
編集:国立国会図書館国際子ども図書館企画協力課
   〒110-0007 東京都台東区上野公園 12-49
   電話 03(3827)2053(代表)
発行:国立国会図書館
   〒100-8924 東京都千代田区永田町 1-10-1
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