国際子ども図書館メールマガジン第282号(2025年2月26日)

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★★★ 国際子ども図書館 メールマガジン ★★★
第282号(2025年2月26日発行)
ISSN 2185-1441
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1. お知らせ
● 資料のデジタル化に伴う原資料の利用休止について

2. 展示会・イベント情報
☆1 展示会「世界をつなぐ子どもの本―2022年国際アンデルセン賞・
IBBYオナーリスト図書展」開催のお知らせ(3月18日~5月25日)
☆2 令和6年度「国立国会図書館国際子ども図書館児童文学連続講座」録画配信のご案内
(~3月31日)
☆3 「ちいさな子どものためのわらべうたと絵本の会」のお知らせ
☆4 「子どものためのおはなし会」のお知らせ
☆5 国際子ども図書館ガイドツアーのお知らせ
☆6 2月~3月の小展示
(子どものへや、調べものの部屋、児童書研究資料室)

3. 子どもと図書館の情報
● 「子どもと本に関するニュース」から

4. レファレンス支援コーナー
● レファレンス協同データベースのレファレンス事例

5. 「しらべる・まなぶ・よむ」(小学生向け)、「調べる・学ぶ・読む」(中学生・高校生向け)から

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1. お知らせ
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● 資料のデジタル化に伴う原資料の利用休止について

資料のデジタル化作業のため、以下の資料の利用を下記のとおり休止します。
皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

▽対象資料:国際子ども図書館所蔵の児童書(主に平成2年から平成7年までに
刊行された資料。平成元年以前に刊行された資料も一部含みます)
▽対象件数:約2.3万冊
▽利用休止期間:3月11日(火)~11月30日(日)(予定)

ご利用いただけない資料は、3月11日以降、国立国会図書館サーチの
書誌詳細画面の「国立国会図書館の所蔵」で、「作業中 デジタル化のため」の表示で
お知らせします。
期間中のご来館にあたっては、事前に、利用希望資料を検索して表示をご確認ください。
詳細及び国際子ども図書館所蔵資料以外のデジタル化に伴う利用休止資料については、
下記のお知らせをご参照ください。

○国際子ども図書館ホームページ>利用案内>各室の利用案内>児童書研究資料室
https://www.kodomo.go.jp/use/room/data.html#anchor2
○国立国会図書館ホームページ>事業紹介>資料の保存>資料のデジタル化について
>デジタル化作業に伴う原資料の利用休止について
https://www.ndl.go.jp/jp/preservation/digitization/unavailable.html

問合せ先
国立国会図書館 国際子ども図書館 資料情報課
電話 03-3827-2053(代表)

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2. 展示会・イベント情報
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☆1 展示会「世界をつなぐ子どもの本―2022年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト図書展」
開催のお知らせ(3月18日~5月25日)

3月18日(火)から、「世界をつなぐ子どもの本―2022年国際アンデルセン賞・
IBBYオナーリスト図書展」を開催します。
この展示会では、2022年に国際アンデルセン賞を受賞したマリー=オード・ミュライユ
さん(作家賞・フランス)と、スージー・リーさん(画家賞・韓国)のこれまでの諸作品、
IBBY(国際児童図書評議会)の各国支部によるオナーリスト(推薦図書リスト)の
掲載作品とその邦訳書、あわせて約200冊を直接手に取ってご覧いただけます。

▽開催期間:3月18日(火)~5月25日(日)
▽会場:国際子ども図書館 レンガ棟3階 本のミュージアム

○展示会「世界をつなぐ子どもの本―2022年国際アンデルセン賞・IBBYオナーリスト
図書展」
https://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/tenji2025-01.html

問合せ先:
国立国会図書館 国際子ども図書館 資料情報課 「展示会」担当
電話:03(3827)2053(代表)

☆2 令和6年度「国立国会図書館国際子ども図書館児童文学連続講座」録画配信のご案内
(~3月31日)

2024年10月28日(月)、29日(火)にオンラインで開催した児童文学連続講座を
録画配信中です。
今回の講座では、映像作品やゲーム、電子書籍など紙以外の媒体で物語を楽しむ機会が
増える中で、現代の子どもたちはどのように物語を楽しんでいるか、そしてそれを読書へ
つなぐことができるのかを考えていきます。
10月に参加できなかった方はぜひこの機会に、参加された方も気になる箇所の見直しに、
多くのみなさまのお申込みをお待ちしております。
視聴申込方法や詳細は、ホームページでご確認ください。

○児童文学連続講座
https://www.kodomo.go.jp/study/chair/index.html

【開催概要】
▽総合テーマ:「変わる!子どもの読書環境と児童文学」
▽視聴申込・配信期間:12月17日(火)~2025年3月31日(月)17時(予定)
▽形式:YouTube国立国会図書館公式チャンネルを通じて、申込者に限定公開

問合せ先:
国立国会図書館 国際子ども図書館 企画協力課 協力係
電話:03(3827)2053(代表)

☆3「ちいさな子どものためのわらべうたと絵本の会」のお知らせ

以下のとおり「ちいさな子どものためのわらべうたと絵本の会」を開催しています。

【開催概要】
▽日時:毎月第2水曜日 11時~(20分程度)
▽会場:国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室2
▽対象:6か月以上3歳以下の子どもとその保護者(子ども1名につき保護者1名)
▽定員:10組(事前申込制・先着順)
▽参加方法:国際子ども図書館ホームページをご参照の上、電話もしくは来館にて
お申し込みください。

○ちいさな子どものためのわらべうたと絵本の会
https://www.kodomo.go.jp/promote/activity/song/index.html

問合せ先:
国立国会図書館 国際子ども図書館 ちいさな子どものためのわらべうたと絵本の会担当
電話:03(3827)2067

☆4 「子どものためのおはなし会」のお知らせ

以下のとおり「子どものためのおはなし会」を開催しています。

【開催概要】
▽日時:毎週土曜日 14時~、15時~(各回20分程度。2回とも同じ内容です。)
▽会場:国際子ども図書館 アーチ棟1階 研修室2
▽対象:4歳以上中学生以下の子どもとその保護者(子ども1名につき保護者1名)
▽定員:各回30名(先着順)
▽参加方法:各回とも、開始時刻にレンガ棟1階子どものへやにお集まりください。

○子どものためのおはなし会
https://www.kodomo.go.jp/promote/activity/storytelling/index.html

問合せ先:
国立国会図書館 国際子ども図書館 子どものためのおはなし会担当
電話:03(3827)2067

☆5 国際子ども図書館ガイドツアーのお知らせ

国際子ども図書館内の各部屋を、当館のスタッフがご案内します。
当館の仕事や役割、当館で所蔵している本などの説明のほか、1906(明治39)年に
帝国図書館として建築された建物の歴史や見どころについてもご紹介します。

▽日時:毎週火曜日・木曜日 14時00分~
▽対象:大人の方向けの内容ですが、どなたでもご参加いただけます。
▽定員:1~20名(事前申込制・先着順)
▽参加方法:空きがあれば当日参加も可能ですが、確実に参加するには事前の電話申込みが
おすすめです。

○ガイドツアー
https://www.kodomo.go.jp/use/tour/public.html#anchor02

問合せ先:
国立国会図書館 国際子ども図書館 企画協力課
電話:03(3827)2053(代表)

☆6 2月~3月の小展示(子どものへや、調べものの部屋、児童書研究資料室)

■子どものへやの小展示

▽「いのちをみつめる」(~2月28日(金))
全ての生き物には命の始まりと終わりがあり、それがくり返されて命がつながり、
巡っていきます。
生き物が生まれてから、育ち、死んでいくまでの命の巡りについて、人びとはさまざまな
思いをいだき、問いかけてきました。
本を読んで、巡る命の不思議さ、尊さについて考えてみませんか?

▽「星の本」(3月1日(土)~)
晴れた夜に空を見上げると、星がみえます。
星からやってくる不思議な存在が登場するおはなしや、星の世界を旅するおはなし、
星座にまつわる神話など、夜空を見上げるのが楽しくなる本を集めました。
本を読んで、星の世界を楽しんでみませんか。

○子どものへや・世界を知るへやの小展示
https://www.kodomo.go.jp/use/room/childroom/month.html

■調べものの部屋の小展示

▽ウェルカム展示「伝統」(~2月28日(金))
「伝統」と聞くと何を思い浮かべますか?
信仰、風習、思想、芸術や技術など、過去から現在、そして未来へ受け継がれていく、
有形無形の、私たちの身近にあるものです。
国際化の時代ですが、私たちはどれぐらい日本の伝統について知っているのでしょうか。
そんな「日本の伝統」をいくつかご紹介します。

▽ウェルカム展示「疑問(クエスチョン)」(3月1日(土)~)
調べものの部屋には、「〇〇とは何だろう?」といった、タイトルが疑問形となっている本
がたくさんあります。
また、タイトルが疑問形でなくても、本の中で疑問や問題について考えるスタイルの本も
たくさんあります。
中高生の皆さん、気になる疑問(クエスチョン)に答える本を見つけに行きましょう!

○調べものの部屋のウェルカム展示
https://www.kodomo.go.jp/use/room/teens/exh.html

▽SDGs小展示(開催中)
SDGsの17の目標に関連する本を紹介しています。
1月から展示内容をリニューアルしました。
ご来館の際は、ぜひ手に取ってご覧ください。

■児童書研究資料室の小展示
▽「2024年 日本の児童文学賞受賞作品」(開催中)
2024年に日本の主要な児童文学賞を受賞した作品を展示します。

▽「海外の絵本~2024年国際アンデルセン賞」(開催中)
2024年国際アンデルセン賞・作家賞の受賞者であるハインツ・ヤーニッシュ氏と、
画家賞の受賞者であるシドニー・スミス氏の代表作を展示します。
あわせて、最終候補者の代表作や候補者の作品から審査員が選んだ推薦図書を紹介します。

▽「子どもと本をつなぐ人へ~児童サービス基本図書リスト」(開催中)
公共図書館、学校図書館、文庫等で子どもへのサービスを担当している方、
絵本などの児童書やおはなし(ストーリーテリング)に興味・関心のある方に、
まず読んでいただきたい基本図書を集めました。

○資料室の小展示
https://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/data.html

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3. 子どもと図書館の情報
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● 「子どもと本に関するニュース」から

国際子ども図書館ホームページ内の「子どもと本に関するニュース」で、
国内外の児童書や図書館における児童サービスに関する動向をお知らせしています。
https://www.kodomo.go.jp/info/index.html
( )内は国際子ども図書館ホームページ掲載日です。

○Publishers WeeklyがBest Books 2024を公開【2025-006】(2025年1月30日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2025/2025-006.html

○第62回野間児童文芸賞 発表【2025-007】(2025年1月30日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2025/2025-007.html

○リーフレット「若い人に贈る読書のすすめ」2025年版 発表【2025-008】
(2025年1月30日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2025/2025-008.html

○図書館員がえらぶ 選書センター大賞2024【2025-009】(2025年1月30日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2025/2025-009.html

○School Library JournalがBest Books 2024を発表【2025-010】(2025年1月30日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2025/2025-010.html

○子どもおよび若者の読書に関する報告書(英国)【2025-011】(2025年2月9日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2025/2025-011.html

○第45回巖谷小波文芸賞受賞決定【2025-012】(2025年2月9日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2025/2025-012.html

○角野栄子あたらしい童話大賞 創設【2025-013】(2025年2月9日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2025/2025-013.html

○2024年度「学校図書館調査」【2025-014】(2025年2月9日)
https://www.kodomo.go.jp/info/child/2025/2025-014.html

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4. レファレンス支援コーナー
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● レファレンス協同データベースのレファレンス事例
国際子ども図書館に寄せられたレファレンス事例を紹介します。

Q.「女性」が主人公の伝記絵本について論じた資料を探している。
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000355078
(最終更新日:2024年9月19日)

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5.「しらべる・まなぶ・よむ」(小学生向け)から
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「しらべる・まなぶ・よむ」は、小学生向けの読書・学習支援のためのコンテンツです。
そのうち「科学のまど」は、小学生に科学に親しんでもらうためのページです。

2月に、「星」をテーマとした本を紹介するページを追加しました。

○「星」(「科学のまど」)
https://www.kodomo.go.jp/guide/kids/science/star/index.html

「調べる・学ぶ・読む」は、中学生・高校生向けの読書・学習支援のためのコンテンツです。
そのうち「本で調べる東京名所」では、主に国立国会図書館の資料を用いながら、
東京名所の歴史や見どころについて紹介しています。

2月に、「永田町・霞が関」エリアの紹介を追加しました。
「近代化と緑の散策コース」の地図は、地図右上のアイコンを操作することで、
昔の地図を重ね合わせたり、過去の航空写真に切り替えたりできます。

〇「永田町・霞が関編」(「本で調べる東京名所」)
https://www.kodomo.go.jp/guide/ya/tokyo/nagatacho/
〇「永田町・霞が関編 近代化と緑の散策コース」(「本で調べる東京名所」)
https://www.kodomo.go.jp/guide/ya/tokyo/nagatacho/course_modern.html

ぜひご覧ください。
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〇国際子ども図書館公式Instagram
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https://www.kodomo.go.jp/about/mailmagazine/index.html

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国際子ども図書館メールマガジン
第282号 2025年2月26日発行

編集:国立国会図書館国際子ども図書館企画協力課
〒110-0007 東京都台東区上野公園 12-49
電話 03(3827)2053(代表)
発行:国立国会図書館
〒100-8924 東京都千代田区永田町 1-10-1
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