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書誌

題名:魔法の船 回して動かして、変える絵本
原題:Das Zauberboot
魔法の船 4ページのゲームのルール「かぞえるお山」
作画者:トム・ザイドマン・フロイト作
版元:Herbert Stuffer; Berlin
刊行年:1929年
ページ数:12ページ
判型:242x207 mm
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かぞえるお山 ゲームのルール
魔法の船  3-4ページ
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二人の子ども達はかぞえるお山に登らなければなりません。ゲームはつぎのようになります。まず、厚紙か色紙をもって、木の大きさに丸く切って下さい。選手は右下の、最初の木から上に向けて出発します。

規則:幼い子ども達が遊ぶ場合
1.一度に一つか二つの木にそってディスクを動かします。二つ以上進んではいけません。花で飾られた20番の小屋に先に着いた人が勝ちです。
2.一度に一つか二つか三つの木にそってディスクを動かします。それ以上一度に進んではいけません。40の番号がついた小屋に最初についた人が勝ちです。

規則:大きな子ども達が遊ぶ場合
1.一度に一つから九つの木にそってディスクを動かして下さい。山の上の100の番号がついた小屋に最初についた人が勝ちです。
2.今度は、進むときに十以上でなく、一以下でない進みをして下さい。100の番号のついた小屋に最初についた人が勝ちです。
3.2の場合と同じようにしますが、しかし今度は小屋100に最初に着いた人は負けです。
小屋100に最初に着くこつを知った子どもは、特に大人と勝負していれば、大満足をするはずです。このゲームには、サイコロをつかっても良いかも知れません。二枚の紙又は二つの小さな青と黄色のカウンターを用意して下さい。自分の色を決めて、ゲームを始めます。たくさんの子どもで遊べますが、青と黄色の色しか使えません。

規則:青のカウンターが青い木に着くと、あと二つ先の木まで行けます。もし黄色の木に着くと二つ後の木に戻らねばなりません。黄色のカウンターが青の木に着くと、二つ後に戻らねばなりません。しかし、もし黄色の木に着くと、あと二つ先の木まで行けます。
第10小屋:プレイヤーは20本先まで車で連れて行ってもらえます。
第20小屋:プレイヤーは、道ばたの花を摘んだので、一本先までしか行けません。
第50小屋:プレイヤーは疲労して休憩せねばならないので、ここで一回休まねばなりません。
第60小屋:プレイヤーは財布をなくし捜さねばならないので、次の二回を休まねばなりません。
第80小屋:プレイヤーは大変急いでいるので、もう一回余計な振りが出来ます。
第90小屋:プレイヤーは帽子を忘れてきたので、70番まで戻らねばなりません。
第100小屋:プレイヤーはこの小屋またはそれ以上の数を振ると、勝ちになります。
プレイヤーは山を下りて、第一小屋を作る事が出来ます。