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国立国会図書館 国際子ども図書館 「調べる・学ぶ・読む」中高生向け

本で調べる東京名所

国立科学博物館

  • 上野を描いた錦絵
    『東京名所之内 上野山内一覧之図』(明治10年)(「教育博物館」時代)
  • 東京博物館の写真
    『東京教育博物館一覧 大正12年』1923年(大正12年)(「東京博物館」時代)
  • 東京科学博物館の写真
    「文部省東京科学博物館表玄関」(「東京科学博物館」時代)
    (台東区立中央図書館所蔵、「デジタルアーカイブシステムADEAC」収録)

歴史

国立科学博物館の源流は、1871年(明治4年)に文部省博物局が設置した展示場にさかのぼります。翌年には「文部省博物館」の名で博覧会が公開され、この博物館は1875年(明治8年)に「東京博物館」と名を変えます。そして、1877年(明治10年)の1月、現在の東京藝術大学がある場所に建物の一部が完成し、「教育博物館」として開館しました。国立科学博物館は、この年を創立年としています。
教育博物館は、その後「東京教育博物館」「東京博物館」と名を変えます。移転や規模縮小などの困難もありました。さらに、1923年(大正12年)の関東大震災では、建物と標本がほぼ全て焼失してしまいます。この頃、博物館では26,000点以上の標本などを所蔵していましたが、焼失を免れたのは地方の展覧会に貸し出していた約300点のみでした。大きな打撃を受けましたが、復旧工事の末、1931年(昭和6年)に「東京科学博物館」として新たに開館しました。この時に建てられたのが、現在「日本館」と呼ばれている建物です。
第二次世界大戦中も国民への科学教育を目的に開館していましたが、東京大空襲の影響で1945年(昭和20年)3月に閉鎖されます。終戦後の同年12月に再開した際には、上野駅に集まる人々が壊れた博物館の資材などを持ち出して燃やし、暖を取るといったことも起こっており、混乱の中での再出発でした。
私たちの知る「国立科学博物館」という名前になったのは、1949年(昭和24年)のことです。

 

現在のみどころ

国立科学博物館では、自然や科学技術に関する様々な標本や史料を収集しています。
上野公園内には「日本館」「地球館」という二つの建物があり、「日本館」では日本の自然や日本列島の成り立ちなどをテーマにした展示を、「地球館」では、地球の環境や生物、科学技術の進歩についての展示を見ることができます。特別展や企画展としてゲームとコラボした展示なども行われ、人気を博しています。
また、来館せずに楽しめるコンテンツも充実しています。たとえばYouTubeには、展示会の見どころ紹介や、研究者による収蔵品解説などの動画があります。国際子ども図書館のコンテンツ「しらべる・まなぶ・よむ」の「科学のまど」の「きょうりゅう」でも、国立科学博物館の動画を紹介しています。
他にも、VR画像コンテンツがあり、まるで実際の展示会場を歩いて回るような感覚で過去の企画展の展示品画像などを見ることができます。

 

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