2019年版「おすすめ!世界の子どもの本」

【2019-146】

日本国際児童図書評議会(JBBY)が、翻訳児童書を集めたブックレット「おすすめ! 世界の子どもの本」の2019年版を発行した。

「おすすめ! 世界の子どもの本」は、日本語で翻訳出版された世界の子どもの本を紹介するもので、JBBYが海外に日本の子どもの本を紹介するために毎年作成している英文ブックレット“Japanese Children’s Books” (日本語版「おすすめ! 日本の子どもの本」)と対になっている。

2019年版には、主に2018年1月から12月に日本で刊行された翻訳児童書の中から、「絵本」「読みもの」「ノンフィクション」のカテゴリーで61冊が選ばれた。また、翻訳家である宇野和美氏とこだまともこ氏による翻訳家エッセイ、2018年国際アンデルセン賞画家賞を受賞したイーゴリ・オレイニコフ氏からのメッセージのほか、特集として世界の子どもの本の賞と受賞作品を紹介している。選書・執筆は、さくまゆみこ氏、代田知子氏、神保和子氏、土居安子氏、福本友美子氏の5名が担当した。表紙には絵本作家のスズキコージ氏のイラストが使われている。

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(2019.12.24 update)