ALSC、児童サービスの重要性を伝える “Championing Children's Services Toolkit” を公開(米国)

【2020-009】

2019年12月23日、米国図書館協会(American Library Association: ALA)児童図書館サービス部会(The Association for Library Service to Children: ALSC)は、管理職や地域の関係者等、図書館のステークホルダーに児童サービスの重要性を伝えるための図書館員向けツールキット “Championing Children's Services Toolkit” を公開した。本ツールキットは、2017年9月から2019年6月までの期間に作成されたもので、児童サービスの重要性が以下の8つの観点から記されているほか、各地の事例や実践のヒントも紹介されている。

・本を読む子どもは、自ら学ぶようになる
・おはなし会は学びの基礎を築く
・図書館は常に進化している
・児童図書館員は地域をつなぐ
・図書館のプログラムは子どもだけのものではない
・子どもは本の中に自分の世界を見出す必要がある
・図書館があれば、宿題は頭痛の種ではなくなる
・児童図書館員は日々の生活を変える

あわせて、内容をより簡潔にまとめたちらしや動画、パワーポイントのテンプレート等も公開している。

Ref:

(2020.01.27 update)