第36回日産童話と絵本のグランプリ、受賞作品決定

【2020-054】

2020年3月6日、大阪国際児童文学振興財団は、第36回日産童話と絵本のグランプリの受賞作品が決定したと発表した。

日産童話と絵本のグランプリは、1984年に大阪府立国際児童文学館の開館を記念して創設された。「童話の部」と「絵本の部」からなり、毎年、未発表の創作童話と創作絵本を公募している。36年間の累計応募作品数は11万9000点以上にのぼり、これまで出版された作品数は65点におよぶ。36回目をむかえた今年は、童話2,044編、絵本358編、合計2,402編の応募があった。受賞作品は以下のとおり。

童話の部 大賞

『なすびはなに色?』岐阜県岐阜市 山本泉さん

絵本の部 大賞

『くつやさんとおばけ』東京都北区 いわさきさとこさん


このほか、童話の部 優秀賞3編と佳作20編、絵本の部 優秀賞3編と佳作10編が選ばれた。今回大賞を受賞した2作品は2020年12月にBL出版株式会社から出版される予定。また、大賞および優秀賞を受賞した作品計8編と入賞者を紹介した作品集が日産グローバル本社ギャラリーなどで無償配布される。

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(2020.04.21 update)