ミュンヘン国際児童図書館の電子展示会「自分の顔を描いてみよう!」

【2020-063】

新型コロナウィルスの感染が拡大し、国によっては外出できない状況が続く中、ミュンヘン国際児童図書館(Internationale Jugendbibliothek, International Youth Library)が子どものための電子展示会「自分の顔を描いてみよう!」の公開を開始した。

同館の創設者イェラ・レップマンは1950年代、児童文学作家のエーリヒ・ケストナーらとともに、子どもの自画像を送るよう世界に呼びかけた。1952年、集まった30か国4000点の中から300点の作品が選ばれて展示され、その後、自画像展は世界中を巡回した。

この歴史的な展示会から60年以上を経て、台湾の3人の子どもたちが描いた自画像がきっかけとなり、前回と同じテーマの電子展示会が行われることになった。同館は世界の子どもたちにむけて、自画像を描いてスキャンし、名前、年齢、国名を書いて送るよう呼びかけている。

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(2020.05.09 update)