新型コロナ流行下の世界の児童図書館サービス

【2020-069】

2020年4月27日、国際図書館連盟(IFLA)児童・ヤングアダルト図書館分科会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、世界中の児童図書館サービスの現状と取り組みを調査し発表した。

サイトには、各国からの現状報告として 、オーストラリア、クロアチア、デンマーク、ノルウェー、シンガポール、スウェーデン、ドイツ、イタリア、日本、ロシア、タイ、アメリカからのレポートが掲載されている。

デンマークやノルウェーをはじめとする各国の図書館では、ソーシャルメディアやウェブ上のツールを用いたストーリーテリングを実施したり、児童・生徒向けに電子図書館へのアクセスの一時的な拡大などを試みている。ドイツでは、自宅勤務の図書館司書がどのような仕事をしているかSNS等を通じて発信する例もある。また、シンガポール国立図書館委員会は、休校期間中の生徒たちに向けた自宅学習ツールや情報リテラシーを学ぶツール等をパッケージにして紹介しているという。

詳細はニューズレター及び各国の報告を参照。

Ref:

  • Home > Activities and Groups > Libraries for Children and Young Adults > Newsletter April 2020: Children’s libraries during Corona Pandemic
    https://www.ifla.org/node/93044
(2020.05.12 update)