第22回学校図書館出版賞、第50回学校図書館賞

【2020-100】

2020年6月、全国学校図書館協議会(全国SLA)は第22回学校図書館出版賞及び第50回学校図書館賞の受賞者を発表した。

受賞結果は以下のとおりである。

第22回学校図書館出版賞

学校図書館出版賞大賞

該当なし

学校図書館出版賞

株式会社岩崎書店
『大接近!スポーツものづくり』(全6巻)

株式会社金の星社
『固有種が教えてくれること』(全3巻)

株式会社ポプラ社
『データの達人:表とグラフを使いこなせ!』(全4巻)

学校図書館出版賞特別賞

一般社団法人農山漁村文化協会
『絵本世界の食事』(全25巻)

学校図書館出版賞は、学校図書館向きの優良な図書の出版を充実させることを目的とし、学校図書館向け図書の優良な出版企画を顕彰している。特に優れた企画1点に出版賞大賞、優れた企画3点以内に出版賞が授与される。賞の対象は、全国SLAで選定された図書のうち、当該年の前年の5月から当該年4月末日までに発行された図書である。

第50回学校図書館賞

運動の部

学校図書館賞:該当なし

論文の部

学校図書館賞奨励賞:伊達深雪氏(「インターネット時代の読書指導 : 主体的対話的で深い学びに導く学校図書館の試み」『教師教育研究 : 早稲田大学教師教育研究所紀要』9号、2019年、当館請求記号:Z72-C675)

実践の部

学校図書館賞奨励賞:山口県立小野田高等学校、豊島岡女子学園中学校高等学校

学校図書館賞は、学校図書館のいっそうの発展を図るため、全国SLA創立20周年の記念行事として創設された。学校図書館の振興に著しい業績を示した個人および団体を顕彰している。学校図書館賞は「運動の部:学校図書館運動の推進」「論文の部:学校図書館に関する著作・論文」「実践の部:学校図書館の実践活動」の3部に区分され、3部を通して最も優秀なものには学校図書館大賞が授与される。また、重賞として酒井悌賞、岩崎徹太賞、小峰廣恵賞、村松金治賞が贈られる。今回、学校図書館大賞、学校図書館賞、酒井悌賞、岩崎徹太賞、小峰廣恵賞、村松金治賞は該当なしとなった。

Ref:

(2020.07.21 update)