ベイルートにおける大規模爆発をうけたIBBYレバノンの取り組み

【2020-125】

国際児童図書評議会(International Board of Book for Young People: IBBY)のレバノン支部(IBBY Lebanon: LBBY)は、2020年8月4日にレバノンの首都ベイルートで発生した大規模爆発により被害を受けた学校図書館を支援するという声明を発表した。

LBBYの代表者が学校図書館に対して被害の状況を聞き取り、必要性に応じて本を提供したり、家具やガラスを修復したりするとしている。本の提供にあたっては、出版社に対して割引価格で購入できるよう働きかける。また、被害を受けておらず余裕のある学校に対しては、生徒から本の寄付を募るようにお願いをする。

このような活動を行うため、IBBYのチルドレン・イン・クライシス基金(Children in Crisis Fund)はホームページにおいて寄付金を募っている。日本からの寄付は、日本国際児童図書評議会(JBBY)が設置した募金窓口を通して行うことができる。

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(2020.09.16 update)