日本財団、「読む・書く」をテーマとした18歳意識調査の結果を発表

【2020-159】

2020年10月26日、日本財団は、第30回18歳意識調査の結果を発表した。同財団は、18歳の若者を対象にしたアンケート調査を継続的に行っている。調査では毎回異なるテーマが設定されており、今回のテーマは「読む・書く」であった。今回の調査は、全国の17歳~19歳の男女1,000人を対象とし、9月29日から10月5日にかけて実施された。

以下に、調査結果の一部を紹介する。

  • 「読書は好きですか」という質問に対し、59.7%の人が「好き」と回答した。普段読んでいる本の冊数が多いほど「好き」の割合が高くなった。
  • コロナ禍の影響による読書量は、69.1%が「変わらない」、24.9%は「増えた」と回答した。
  • 文章を書くことについて、「好き」と回答した人は29.4%、「嫌い」は27.7%であり、「どちらでもない」が42.9%で最も多かった。読書が好きな層は、文章を書くことが好きな割合が高かった。
  • 1ヶ月以内に書いたものは、「短文をSNSに投稿」が43.5%で最多であった。
  • 「読解力が低下しているといわれる現状をどう考えますか」という質問に対しては、65.4%の人が「好ましくない」と回答した。
  • 詳細はウェブサイトにて閲覧可能である。

    Ref:

    (2020.12.20 update)