全国SLA、学校図書館メディア基準を改訂
【2021-053】
2021年4月1日(木)、全国学校図書館協議会(全国SLA)は、学校図書館メディア基準を改訂した。2000年3月に制定された学校図書館メディア基準は、教育課程の展開に寄与し、児童又は生徒の健全な教養を育成することを目的とする学校図書館に必要な、印刷メディア、視聴覚メディア、電子メディア等、学校図書館メディアの最低基準を定めたものである。
この度の改訂は、2000年当初の制定から20年を迎えるにあたり、その後の学習指導要領改訂、児童生徒の学習内容や学習活動の変化、近年の出版状況や新たな電子メディアの普及等をふまえて実施された。今回の改訂の特徴としては、学習指導要領に示されたカリキュラム・マネジメントやGIGAスクール構想による電子メディアなどへの対応、学習活動に活用できる学校図書館の機能を発揮するのに必要な基準の見直し、また、視聴覚メディアの最低基準数の見直しと、電子メディアの数量基準数を収載したことなどが挙げられる。
改訂された学校図書館メディア基準の詳細は、全国SLAのウェブサイトで閲覧可能である。
Ref:
- 全国学校図書館協議会 > ニュース一覧 > お知らせ > 「学校図書館メディア基準」を改訂しました
https://www.j-sla.or.jp/news/sn/post-210.html - 全国学校図書館協議会 > 図書館に役立つ資料 > 学校図書館メディア基準
https://www.j-sla.or.jp/material/kijun/post-37.html
(2021.05.09 update)