第56回ENEOS児童文化賞 発表

【2021-085】

2021年6月15日(火)、ENEOSホールディングス株式会社は、第56回ENEOS児童文化賞の受賞者を発表した。

受賞者

田島 征三氏

児童文化賞選考委員会は、授賞理由として、田島征三氏が日本を代表する絵本作家であり、〈日・中・韓平和絵本〉プロジェクトを主導するなど多様で意欲的な作家活動を展開していることなどを挙げている。また、新潟県十日町の廃校を利用した「絵本と木の実の美術館」での「空間絵本」の試みや、80歳を迎えた昨年、少年時の原体験をモチーフにした絵本『つかまえた』で、生きものの命と向き合った生々しい感触を躍動的に再現するなど、デビュー以来半世紀以上にわたって常に斬新で意欲的な挑戦をし続け、絵本文化を牽引してきた功績も高く評価されている。

表彰式は2021年11月19日(金)に開催予定である。

ENEOS児童文化賞は、児童文化の発展、向上に大きく貢献した個人または団体に贈られる。受賞者と受賞分野の多彩さがこの賞の特色であり、童画家、教育者、写真家、児童文学作家、子供新聞の編集者、ミュージカル主宰者など、また全国的に著名な活動から地域の活動まで、児童文化の各分野から幅広く受賞者が選ばれている。

選考委員は昨年に引き続き、野上暁氏(児童文化研究家)、仲居宏二氏(放送コンサルタント・元聖心女子大学教授)、山極壽一氏(総合地球環境学研究所所長)の3名が務めた。

Ref:

(2021.07.17 update)

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