第45回日本児童文学学会賞 発表

【2021-128】

2021年10月1日(金)、日本児童文学学会は、第45回日本児童文学学会賞、同奨励賞および同特別賞の決定を発表した。これらの3賞は、前年7月から当年6月までの1年間に発表された児童文学・児童文化分野に関する研究・評論の中から、同学会会員の推薦などをもとに、選考委員会によって選考され、日本の児童文学・児童文化研究の発展に寄与する優れた業績や新人による意欲的な労作に贈られる。今回の選考委員は、酒井晶代氏(委員長)、鵜野祐介氏、土居安子氏、成實朋子氏、目黒強氏であった。

受賞作品一覧

第45回日本児童文学学会賞

『沖縄児童文学の水脈』
齋木喜美子 著、関西学院大学出版会、2021年、ISBN:978-4-86283-309-9

第45回日本児童文学学会奨励賞

『金子みすゞの童謡を読む 西條八十と北原白秋の受容と展開』
ナーヘド・アルメリ 著、港の人、2020年、ISBN:978-4-89629-381-4

第45回日本児童文学学会特別賞

『子どもの替え唄と戦争 笠木透のラスト・メッセージ』
鵜野祐介 著、文民教育協会子どもの文化研究所、2020年、ISBN:978-4-906074-03-7

Ref:

(2021.11.19 update)

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