科学の魅力を伝える「科学道100冊」2021年版の発表

【2021-141】

2021年11月26日(金)、国立研究開発法人理化学研究所および株式会社編集工学研究所は、「科学道100冊」の2021年版「科学道100冊2021」を発表した。

「科学道100冊」は、両研究所による組織「科学道100冊委員会」が、中学生・高校生を中心とした幅広い層に対して、書籍を通じて科学者の生き方や考え方、科学の多様な魅力を届けるため、よりすぐりの100冊を紹介するプロジェクトで、2017年に立ち上げられ、2019年からは毎年行われている。

「科学道100冊2021」は、「テーマ本」50冊と、「科学道クラシックス」50冊で構成されている。「テーマ本」は今注目の科学トピックなど、毎年異なる3つの軸で選出され、今年は「未来エンジニアリング」(16冊)、「脳とココロ」(17冊)、「つながる地球」(17冊)がテーマとなっている。「科学道クラシックス」には、2019年の選書会議で選出されて以来定番の、時代を経ても古びない良書が選ばれた。

「科学道100冊2021」のラインナップページでは、100冊全ての書影、紹介文、科学者の推薦コメントを閲覧できる。また、タイトルリスト(Excel)とブックレット(PDF)もダウンロードすることができる。

「科学道100冊2021」は、同企画のフェアを開催したい図書館・教育機関・各種団体を募集しており、参加団体には書棚ツール一式とブックレットが無償で提供される。

Ref:

(2021.12.21 update)