SLJがBest Books 2021を発表

【2022-001】

2021年11月22日(月)、米国の学校図書館向け雑誌School Library Journal(SLJ)は、2021年の Best Books を発表した。リストは部門別に「絵本」(Picture Books)24冊、「低学年向け」(Chapter Books)6冊、「中・高学年向け」(Middle Grade)26冊、「ヤングアダルト」(Young Adult)25冊、「ノンフィクション」(Nonfiction)37冊、「グラフィックノベル=対象年齢の高い長編漫画作品」(Graphic Novels)17冊、「詩」(Poetry)6冊の計141冊が紹介されている。今回初めて「詩」部門が設けられた。

「絵本」のカテゴリーでは、親子の結びつきを描いたチリの絵本 “Nosotros Means Us: Un cuento bilingüe” (邦訳『わたしたち』)が紹介されている。また、「中・高学年向け」には『光のうつしえ 廣島ヒロシマ広島 Soul-Lanterns』の英訳である “Soul Lanterns” 、「ノンフィクション」には東日本大震災と福島原発事故についての “Meltdown: Earthquake, Tsunami, and Nuclear Disaster in Fukushima” 、「詩」部門には、チリのピノチェト政権下で犠牲になった子どもたちを描いた “Niños: Poems for the Lost Children of Chile” などが含まれている。

ブックリストはウェブサイトから閲覧できる。

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(2022.01.07 update)