全国SLA、学校図書館図書廃棄規準を改訂

【2022-012】

2021年12月1日(水)、全国学校図書館協議会(全国SLA)は、学校図書館図書廃棄規準を改訂した。学校図書館図書廃棄規準は、学校図書館が児童生徒および教員の利用に役立つ適切な資料を十全に整備するために、蔵書を点検評価し廃棄を行う場合の拠りどころを定めたものである。

今回の改訂は、1993年1月の制定から30年近くになるこの規準を見直し、教育課程の展開に寄与するために、学習指導要領との整合性を踏まえて常に最新情報が提供できる学校図書館を目指して実施された。例えば、一般的な廃棄規準の一つとして「受入後10年経過した図書」が設けられ、蔵書が常に最新の状態に保たれるよう管理を促している。なお、電子書籍はこの規準の対象としないことが明記された。

改訂された学校図書館図書廃棄規準の詳細は、全国SLAのウェブサイトで閲覧可能である。

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(2022.02.06 update)

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