2021年版「おすすめ!世界の子どもの本」

【2022-021】

2022年2月3日(木)、日本国際児童図書評議会(JBBY)は、2021年版「おすすめ!世界の子どもの本」を発表した。

「おすすめ!世界の子どもの本」は、日本の子どもたちが世界の多様性について理解を深められるような優れた翻訳児童書を集めたものである。2021年版は、「絵本」「読みもの」「ノンフィクション」の3カテゴリーで計66冊が選ばれた。また、翻訳家である千葉茂樹氏と脇明子氏によるエッセイのほか、2021年に逝去した児童文学者、神宮輝夫氏の特集も掲載されている。選書・執筆は、さくまゆみこ氏、代田知子氏、神保和子氏、土居安子氏、福本友美子氏の5名が担当した。表紙には2020年のIBBYオナーリストに選出された、たむらしげる氏のイラストが使われている。

JBBYは、「おすすめ!世界の子どもの本」と対になる、海外におすすめしたい日本のすぐれた子どもの本、約100冊を英文で紹介する “Japanese Children’s Books” と、その日本語版「おすすめ!日本の子どもの本」も発表している。

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(2022.03.09 update)