文部科学省が2022年度予算額を発表(読書活動総合推進事業関連)

【2022-031】

2021年12月24日(金)になされた令和4(2022)年度予算政府案の閣議決定を受けて、文部科学省が「令和4年度文部科学省予算(案)」を公表している。学校図書館や子どもの読書活動の推進に関して、新たに「読書活動総合推進事業」が設けられ、総額約5200万円が計上された。予算の詳細は以下のとおりである。

なお、本予算は、2022年3月22日(火)に案のとおり成立した。

読書活動総合推進事業

事業内容:「子供の読書活動に関する基本的な計画」等への対応のため、図書館や学校図書館等を活用した読書活動を総合的に推進するための以下の取組を行う。

図書館・学校図書館等を活用した読書活動の推進 956万9千円
(発達段階などに応じた読書活動推進事業、新学習指導要領を踏まえた学校図書館活用授業のための図書購入促進事業)
司書教諭講習の実施 2237万6千円
(全国の教育機関が学校図書館司書教諭を育成するための経費を措置)
「子ども読書の日」の理解推進 486万8千円
(「子ども読書の日」の周知や民間団体等の表彰)
読書活動の推進等に関する調査研究 1506万7千円
(次期「子供の読書活動に関する基本的な計画」の策定に向けた調査分析、図書館におけるデジタル化やDXを推進するための課題解決型調査研究)

Ref:

(2022.04.14 update)