IFLA、オンラインのおはなし会に関する声明を発表

【2022-048】

2022年4月5日(火)、国際図書館連盟(IFLA)は、図書館が主催するオンラインのおはなし会に関する声明を発表した。

IFLAは声明の中で、新型コロナウイルス感染症感染拡大により、図書館のおはなし会がオンラインで配信されることが増えた一方で、著作権等に関する明確なガイドラインが存在しない場合があることを指摘した。

IFLAは、おはなし会は子どもたちの言語能力の発達や、社会性と情動の学習などに役立つだけでなく、保護者や、母語が異なる人々を含む地域社会のすべての人の支援にもつながっているとした。そのうえで、図書館がオンラインやその他の方法により、非営利で開催するおはなし会については、著作権による制限または補償金の支払いの対象外とすることなどを政府に対して求めている。また、図書館・図書館関係機関に対しては、著作者の情報も含めて紹介すること、おはなし会の配信は限定的に、あるいは管理された形で行うことなどを推奨している。

IFLAのウェブサイトでは、声明の全文を読むことができる。

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(2022.06.03 update)

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