第69回産経児童出版文化賞
【2022-056】
2022年5月5日(木)、産経新聞社は第69回産経児童出版文化賞の受賞作品を発表した。同賞は1954年に制定され、前年1年間に初版として発行された児童書を対象に審査する。今回は、昨年(2021年)に初版として発行された4,405点を対象として、大賞、JR賞、美術賞、産経新聞社賞、フジテレビ賞、ニッポン放送賞、翻訳作品賞の7賞に、8作品が選ばれた。
受賞作品(一覧)
大賞
- こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ
- 岡田淳 作、理論社、2021年、ISBN:978-4-652-20429-0
JR賞
- おすしやさんにいらっしゃい! 生きものが食べものになるまで
- おかだだいすけ 文、遠藤宏 写真、岩崎書店、2021年、ISBN:978-4-265-83083-1
美術賞
- ヴォドニークの水の館 チェコのむかしばなし
- まきあつこ 文、降矢なな 絵、BL出版、2021年、ISBN:978-4-7764-0929-8
産経新聞社賞
- ハタハタ 荒海にかがやく命
- 高久至 写真・文、あかね書房、2021年、ISBN:978-4-251-09951-8
フジテレビ賞
- 人魚の夏
- 嘉成晴香 作、まめふく 絵、あかね書房、2021年、ISBN:978-4-251-04480-8
ニッポン放送賞
- つくしちゃんとおねえちゃん
- いとうみく 作、丹地陽子 絵、福音館書店、2021年、ISBN:978-4-8340-8599-0
翻訳作品賞
- ぼくは川のように話す
- ジョーダン・スコット 文、シドニー・スミス 絵、原田勝 訳、偕成社、2021年、ISBN:978-4-03-425370-0
- 真夜中のちいさなようせい
- シンソンミ 絵と文、清水知佐子 訳、ポプラ社、2021年、ISBN:978-4-591-17029-8
Ref:
- 産経児童出版文化賞
https://www.sankei.com/feature/child_award/ - 産経新聞社 > 第69回産経児童出版文化賞 大賞は『こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ』岡田淳さん著(理論社)に決定
https://www.sankei.jp/pressreleases/2022/05/502876 - 産経児童出版文化賞(児童文学賞一覧(国内の主な児童文学賞))
https://www.kodomo.go.jp/info/award/index.html#sankei
(2022.06.17 update)