日本に避難してきた子どもたちに、本を贈る活動

【2022-067】

日本国際児童図書評議会（JBBY）は、日本に避難してきた子どもたちに本を贈る活動を始めた。文字がなくてもわかる子どもの本のほか、ウクライナ書籍協会（Український Інститут Книги, Ukrainian Book Institute）が、作家の許諾を得た上で提供しているウクライナ語の子どもの本のデータを、簡易印刷し配布している。

文字がなくてもわかる本は、ウクライナに限らず、世界の様々な地域から来た子どもを対象としている。リストにある本の中から、子ども1人につき1冊、ウクライナの子どもはそれに加え、ウクライナ語の子どもの本も一冊選ぶことができる。個人でも、あるいはその子どもに関わっている施設や団体でも申し込める。施設で図書コーナーを設ける場合には、人数に応じたセットを送ることも可能である。